日々のこと

2026年1月18日 (日)

マウスホイールによるズーム方向の変更

主に図面などの画像をあつかうアプリを操作する際に、マウスホイールによるズームイン/ズームアウトはとても便利な機能だが、アプリによってズーム方向が違ったり、ズーム方向の設定ができなかったりした場合、たいへんあつかいにくい。

私の場合、主にKicad、LTSpice、DesignsparkMechanicalあたりをよく使うが、KicadのZoom方向に慣れていて、LTSpiceとDesignSparkは逆なので扱いにくい。

そこで、今回はアプリ別にスクロール方向を変更する簡単な方法を備忘録として書いておく。やり方は次の通り。

①フリーのWindowsスクリプトツール”AutoHotKey”をダウンロードしてインストールする。
AutoHotKeyサイトのDownloadボタンを押して、V1.1をダウンロードして実行してインストールする。

②スクリプトを作成する。
テキストエディタで次のようにスクリプトを書き、適当な場所に保存する。ここではファイル名をZoomReverse.ahkとした。ファイル名は任意だが、拡張子はahkにすること。

;ここから
;DesignsparkMechanical
#IfWinActive ahk_exe SpaceClaim.exe
WheelUp::Send {WheelDown 1}
WheelDown::Send {WheelUp 1}
#IfWinActive

;LTSpiceXVII
#IfWinActive ahk_exe XVIIx64.exe
WheelUp::Send {WheelDown 2}
WheelDown::Send {WheelUp 2}
#IfWinActive

;LTSpice26
#IfWinActive ahk_exe LTspice.exe
WheelUp::Send {WheelDown 2}
WheelDown::Send {WheelUp 2}
#IfWinActive
;ここまで

この例はDesignsparkとLTSpiceXVII、LTSpice26の3種類のアプリのズーム方向を逆に設定している。
WheelDown 2
WheelUp 2
の数値はズームスピードの設定で、数値が大きいほど早くなる。

スクリプトが書けたら保存して、これを右クリックして、「プログラムから開く」→AutoHotKeyを実行すれば有効になる。
PCの起動時に自動的に有効になるように、スクリプトファイル(ahkファイル)のショートカットをスタートアップに登録しておくと便利。
スタートアップホルダはスタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から
shell:startup
とすれば開くことができる。

注意すべきことは、これは対象のアプリがアクティブな場合のみ有効ということなので、そのアプリが画面に表示されていても別のアプリがアクティブな場合は有効にならない。

ちょっと慣れが必要かもしれないが、だいぶ便利です(^-^)

 

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2026年1月 9日 (金)

格安タブレット P85T のバッテリー交換   

20240920p85t_20260109123401

関連記事:格安タブレット TECLAST P85T の不具合と対処方法


2024年の夏に約9500円で購入したTECLASTの格安タブレットP85Tだが、予想より早く電池が劣化し、2025年末には実用上かなり厳しい状態となった。

今回の電池寿命による症状は、従来とは様子が異なっていて、電池残量が80%とか、まだまだ余裕がある場面で突然電源が落ちるというものだ。故障かもしれないと思いいろいろ調べてみたが、どうやら電池がくたびれてきて内部抵抗が上がってくると、突発的な電流増加のときに大きな電圧降下が生じ、リセットしてしまうということらしい。
これは高性能で演算能力の高いCPUに対して、AIなど高負荷なアプリを使用したときに起こるらしく、確かに最初にこの現象が出たときも、AIによる詰将棋をやっているときだった。
この現象が出始めたのが2025年の10月頃だったので、購入からわずか1年2ヶ月ほどだ。ただ、突然落ちる場面もそれほど頻度が高くはないし、バッテリーも半日以上もつ状態だったので、まだしばらくは大丈夫だろうと、だましだまし使っていた。
そこから2ヶ月が過ぎて、年が明けてからは、AI詰め将棋だけではなく、ほかのアプリを使っているときでも突然落ちる頻度が増えてしまったので、電池の交換に踏み切ったのだ。

以下にP85Tの電池交換を記すが、リチウムイオン電池は発熱発火などの危険を伴う電池であるため、自己責任でお願いします。

さて、まずは蓋を開けて電池サイズを測ったところ、102x98xt3.5ほどだった。電池の写真を写真1に示す。

P85t_orgbatt00
写真1.元々入っていた電池。3410298というモデルナンバーはそのまま寸法をあらわしている。

Model:3410298
と書いてあるが、これは厚さ3.4mm、102mmx98mmという寸法をあらわしているようだ。
写真2に接続の様子を示す。

P85t_orgbatt
写真2.オリジナルの電池の接続

オリジナルの電池は6ピンのコネクタで接続されていた。赤2本が+、黒2本が-(GND)、黄色が温度検知用サーミスタ、そして青が謎なのだが、観察したところディスプレイのON/OFFを示す信号が来ていた。なんのために電池に接続されているのかは謎のままだ。
交換に使えそうな電池を探したところ、aliで同じくらいのサイズのものを見つけた。購入した電池のリンクを付けるつもりだったが、いま見てみるとすでに販売されていない。試してみたい方は同サイズでコネクタが付いたものを自力で探してください。
購入品はコネクタピッチは同じで、配線が赤赤白黒黒となっていて5ピン、白はサーミスタで、1本足りないが挿入は可能なので、装着してみたところ動作はOKのようだ(^-^)(写真3)

P85t_battconnect
写真3.新しい電池をコネクタに接続。1本足りないが装着できて、動作OK。


さて、この作業の最大の難所は蓋開けだ。
この手のタブレットはネジ止めではなく強固なパッチン止(はめ殺し)で蓋が閉まっているため、開けるのはかなりのテクニックと慣れが必要だ。今回は0.15から0.2mmほどのステンレスの隙間ゲージをじわじわ差し込んで拠点を作り、そこに細いマイナスの精密ドライバを入れてこじ開けたが、かなりの難易度で、ここを乗り越えなければ電池交換はできない(写真4)。

P85t_open
写真4.タブレットのこじ開け作業。P85Tは側面下側から50mmの箇所にヘラを差し込み拠点にするとよさそうだ。

また、この作業に入る前に注意したいのが、SDカードの取り出しだ(写真5)。SDカードが入ったまま無理やり開けようとすると、SDカードホルダを壊してしまうので、要注意だ(写真5)。

Sdcard
写真5.SDカードは忘れずに抜いておくこと!


もう一つ気をつけたいのが、スイッチのところに付いている樹脂製のスイッチボタンだ。これを折ってしまったり、なくしたり、再度蓋を閉めるときに入れ忘れないように注意が必要だ(写真6)。


P85t_sw
写真6.プラスチックのスイッチパーツを無くしたり破損したり付け忘れたりしないよう注意。


今回入手した電池のコネクタは5PINで、1ピン少ないため、抜けやすくなっている。抜けないようにセロテープなどで補強するといいかもしれない。新しい電池を装着した様子を写真7に示す。ちょっとピンボケになってしまった。申し訳ない(^-^;

P85t_all
写真7.新しい電池装着の様子。コネクタリードが長いので、うまく収まるようにループさせる。


そういうわけで、これであと1年くらいは使えるのではなかろうか(^-^)


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2025年7月16日 (水)

アースノーマットタイマーの製作(20250731追記あり)

Earthtimer


【20250731追記】
この元記事では、トランスレスでマイコンの電源を確保することをあきらめたが、あとになってうまく実現しているサイトを見つけた。
電子マスカットというサイトのこの記事だ。思いつきでいきなり作ってあきらめるより先に、ネットをよく調べるべきであった。少しのことにも先達はあらまほしきこと也(^-^;
この記事ではトランスレスで5V20mA程度確保できるということなので、フォトトライアックの駆動も十分できる。次回はこのやり方を試してみたい。

ところで、元記事では、規定時間(10時間)経つと自動的にオフし、Deep sleepに入って、翌日の同じ時間にsleepタイマーによって自動的にオンする、というプログラムにしていたが、Deep sleep時のクロックは内部のRCクロックであるため誤差が大きく、実際に使ってみると一日で数分の狂いが生じる。
シングルコアのESP32を、WIFIを使わずにwhileループで止めていても消費電流は微々たるものなので、sleepには入れずに、時間が満ちるまでmillis()で数えながらwhileで回して待って、前回のオンから24時間後にリセットしてまたオンするというプログラムに変更した。millis()はメインクロックを基準としているため高精度で、10日間連続稼働で5秒以内の誤差だった。なので、夏のあいだは完全に手放しにできるが、リキッド切れにはくれぐれも注意したい(^-^;

【変更後のプログラム】

/*
 *         Earthmat Timer Ver 0.01
 *         Copyright 2025 Nobutsugu Higo
 *         2025/07/17
 *
 * 20250717 スリープは時間が不正確なので、スリープしないでmillis()で時間待ちに変更
*/

uint32_t duration_ms;

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  pinMode(33,OUTPUT);//HでAC100V オン
  pinMode(19,OUTPUT);//Test LED
  delay(100);

  Serial.println("Hello (^-^)/");

  uint16_t on_duration_minutes=600;//アースノーマット稼働時間設定 10時間=600分
  //uint16_t on_duration_minutes=1;//テスト用 1分
  duration_ms=on_duration_minutes*60*1000;//稼働時間をmsで計算
  //esp_sleep_enable_timer_wakeup((1440-on_duration_minutes) * 60 * 1000000LL);//24時間-稼働時間(uS)

  digitalWrite(33,1);//アースノーマット(AC100V出力)をオン

}

void loop() {
 
  while(duration_ms > millis()){//目標時間が経過するまでループ
    delay(500);
    Serial.print("duration=");
    Serial.println(duration_ms);
    Serial.print("millis()=");
    Serial.println(millis());
    digitalWrite(19,!digitalRead(19));//動作中はLED点滅    
  }
 
  digitalWrite(33,0);//目標時間が経過したのでAC100V オフ
  digitalWrite(19,0);//LED OFF

  while(86400000 > millis()){//24h=86400000ms
  //while(120000 > millis()){//test 2min=2000ms
    delay(1000);
    Serial.print("CountDown");
    Serial.println(86400000-millis());
    //Serial.println(120000-millis());
    digitalWrite(19,!digitalRead(19));
  }
  ESP.restart();
}

*******************ここまで


【20250716元記事】

去年まで煙の出る渦巻きタイプの蚊取り線香を使っていたが、いろいろと面倒なので、とうとうアースノーマットを導入した。
5月のGWあたりからぼちぼち蚊が出始めたので、60日ボトルと本体のセットをアマゾンで970円で購入して使っていた。

この2ヶ月ほど使ってみて、ときどき朝に切り忘れて一日中焚きっぱなしということがあって、リキッドが1日分無駄になったと思うとちょっとくやしい、ということが何度かあった。家の中に出るイエカは通常夜間のみに出る。いっぽうヤブにいるヤブ蚊は日中も出るが、部屋の中に入ることは、都会ではほとんどない。よって、通常は部屋で蚊の対策をするのは夜間だけで十分なのだ。

なので、ちゃちゃっとマイコンを使ってアースノーマット専用のタイマーが作れないか検討した。マイコンでタイマーを組んで、ACをON/OFFするトライアックを積んでやればよい。

問題となるのはマイコンの電源で、まじめにやろうとするとトランスかスイッチング電源か、あるいはACアダプタを使って供給することになる。
ACアダプタを使うのが簡単だが、ACアダプタとアースノーマット用にコンセントを2口使うのは、どうにもスマートではない。
電池駆動もなくはないが、電池切れのことを考えると、どうも気乗りがしない。

そこで、図1のような超手抜き回路でマイコン用の電源を確保できないか検討した。クラスの学級委員の女子が見たら激怒しそうな不真面目な回路だ(^-^;

Tenuki
図1.超手抜き電源回路
LEDの順方向電圧2つ分でスーパーキャパシタに充電して使う。


これならAC100Vを引き込んでいるので、アースノーマット用の電源もここから引けて、コンセントは1口で済む。
出力電圧は3.6~4V程度で、スーパーキャパシタに貯めておけば、低消費なマイコンなら十分動かせるだろう。

さっそく製作にとりかかったが、いやまてよ、マイコンからトライアックを駆動するためのフォトトライアックの一次側の電流は、たしか10mAくらい必要じゃなかったっけ!?
ここであえなく、超手抜き電源方式は頓挫してしまった……やっぱりまじめに生きないとダメだ……(-_-)

数日間放ったらかしになっていたが、タブレットを眺めながらごろごろしていたら、とてもよさそうな小型電源基板を見つけた。AC100入力で5V700mAが出せて、大きさは切手ほど。これこれ、こういうのでいいんだよ!写真1。

Wxdc12003
写真1.超小型スイッチング電源 WX-DC12003
アマゾンで5個999円だった。アリエクだと送料を入れても1個130円くらいで買える。


これでいちばんの懸案であったマイコン電源確保の問題が片付いたので、仕切り直して製作に入った。
使う部品は、マイコンにはこのあいだ秋月で10個1000円で投げ売りしていたので20個買ってきたESP32-SOLO-1、フォトトライアックは以前に秋月の福袋に大量に入っていたMOC3021、トライアックは以前中華温調はんだごてに使われていておもしろそうだったのでアリエクで10個106円で買っておいたBT136-600E。
もうほとんど冷蔵庫にあるあり合わせ材料で適当に何か作るというノリだ。

回路は図2のとおり。

Earthtimer_sch_20250715121901

図2.アースノーマットタイマー回路図    この回路のAC Outletにアースノーマット本体を接続する。
※1 ESP32のTx、RxにUSB-シリアルを接続してPCと通信してプログラムしますが、この回路では省略しています。
※2 プログラム書き込み時はIO0をLにしてリセットしますが、この回路では省略しています。

実際に作ってみると、スイッチング電源のGNDが高域で安定せず、マイコンが誤動作してまともに動かないので、ノイズとGNDの安定のための対策としてC4(Yコンデンサ)を入れた。今回は部品箱に入っていた0.01uF/3kVの高耐圧セラミックコンデンサを使用したが、通常はもう少し低い容量のもの(1000pF~4700pF)がいいと思う。
※Yコンデンサとは、GNDの高周波基準の安定化やノイズ対策としてACラインと2次のGNDの間に入れるコンデンサのことで、IEC規格でclass Yとして分類されているものです。

あとはプログラムをどうするか、ということになるが、ESP32-SOLO-1はいわずと知れたWIFIマイコンで、WIFIのみならずBluetoothも使える。そうするとたとえば、WIFIに接続しておいてネットワーク経由でNTPを使って正確な時間管理ができたり、WIFI経由でパソコンやタブレットからアースノーマットを制御したり、あるいはオン時間、オフ時間の設定をパソコンやタブレットから行ったり、果てはアレクサに声でON/OFFをお願いするとか、ありとあらゆることができる。

今回のきっかけは、そもそもアースノーマットを切り忘れて、リキッドが無駄になるのが惜しい!ということだったので、ON/OFFの制御だけ夏のあいだ確実にやってもらえればそれでいい。

それなら毎日夜7時に自動的に電源オンして、よくあさ5時に自動的にオフしてくれればいいか?
こうなると、ほとんど手放しになるので、すぐにアースノーマットの存在を忘れそうだ。そうすると2ヶ月後にリキッドが切れているのにも気付かず、ある日の夜中に蚊の猛攻で起こされることになる……(^-^;

そういうわけで、なにもかも自動化するというのも考えものだ。
結局、毎晩自分でボタンを押してオンすると、10時間後に自動的に電源をオフする、という最小限の機能とすることにした。
それならばESP32-SOLO-1である必要はなく、もっと安いCH32V003あたりでもいいかもしれない。なにしろポートをひとつ(LEDも含めると2つ)オン・オフするだけなのだから。

arduinoで書いたコードは次のとおり。
リセットボタンを押すと冒頭からプログラムを開始しアースノーマットをオンして、10時間経過するとアースノーマットをOFFしてスリープに入る。次にまたアースノーマットを動かしたいときはリセットボタンを押す。

/*
 *         EarthNomat Timer Ver 0.00
 *         Copyright 2025 Nobutsugu Higo
 *         2025/07/15
*/

uint32_t duration_ms;

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  pinMode(33,OUTPUT);//HでAC100V オン
  pinMode(19,OUTPUT);//Test LED
  delay(100);

  Serial.println("Hello (^-^)/");

  uint16_t on_duration_minutes=600;//アースノーマット稼働時間設定 10時間=600分
  duration_ms=on_duration_minutes*60*1000;//稼働時間をmsで計算
  esp_sleep_enable_timer_wakeup((1440-on_duration_minutes) * 60 * 1000000LL);//24時間-稼働時間(uS)

  digitalWrite(33,1);//アースノーマット(AC100V出力)をオン

}

void loop() {
 
  while(duration_ms > millis()){//目標時間が経過するまでループ
    delay(500);
    Serial.print("duration=");
    Serial.println(duration_ms);
    Serial.print("millis()=");
    Serial.println(millis());
    digitalWrite(19,!digitalRead(19));//動作中はLED点滅
   
  }
 
  digitalWrite(33,0);//目標時間が経過したのでAC100V オフ
  digitalWrite(19,0);//LED OFF

  delay(1);

  esp_deep_sleep_start();//Deep Sleepに入る
  Serial.println("zzz");// ここは実行されない
  delay(1000);// ここは実行されない
  ESP.restart();// ここは実行されない
}
///////////////////////////////////ここまで////////////////////////////////////////
 
 
このコードではアースノーマットの稼働時間を10時間(600分)として設定している。これは必要に応じて変更すればよい。
アースノーマット稼働中は、LEDを1秒ごとに点滅している。
稼働時間が経過したら、アースノーマット用の電源供給を停止して、スリープに入る。スリープ時間は(24時間ー稼働時間)としているので、
放っておいても、翌日の同じ時間にアースノーマットが稼働し始めるが、これはあくまでも保険的機能で、稼働開始時は毎日自分でボタンを押すことにしたい。
また、
esp_deep_sleep_start();
のあとにもコードがあり、最終行で
ESP.restart();
としているが、実際はesp_deep_sleep_start()よりあとのコードはすべて実行されないので意味はない。スリープから目覚めたあとはリセットと同じ扱いとなることがわかるように、あえて書いておいた。

なお、ESP32-SOLO-1はESP32のシングルコア版で、arduinoで使うにはコンパイラを変更する必要がある。
そのあたりは過去記事ESP32-SOLO-1を使うを参照してほしい。もちろん面倒のない普通のESP32も使えるし、ESP32に限らず、arduinoで使えるマイコンならほとんど使えると思う。arduinoマイコンでDeepsleepがない場合は、代わりにwhile(1)として無限ループで止めておいて、次回はリセットボタンを押して起動ということにするのが最も簡単に済むと思う。

実際の製作は、タッパウェアに適当に詰め込んで、ESP32の基板はビニル袋に入れて絶縁し、そのビニル袋が適度にクッションになって中身が動かないように工作した(写真2~5)。

20250712tupperware1
写真2.配線の様子


20250712tupperware2
写真3.基板をビニル袋でくるんで絶縁する


20250712tupperware3
写真4.ビニルがクッションになるようにして詰め込んでフタを閉める
フタには起動用のリセットスイッチ。


Earthtimer
写真5.アースノーマットと今回製作したタイマー


これで今年の夏は快適に過ごせそうだ(^-^)

 

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2025年3月31日 (月)

カメラ散歩(2025お花見編)

Imgp4104
1 きょうのレンズはZoom Nikkor 35-70 F3.3-4.5


ことしもいよいよ桜が開花し、東京では昨日3/30に満開になったそうなので、カメラを持って散歩してきました。
きょうは曇りでとても寒く、日中も8度くらいまでしか上がりませんでした。お花見散歩は暖かい日に出かけたかったのですが、明日から数日間雨の予報で、暖かくなる週末まで待ったら桜が散ってしまいそうだったので、きょう出かけてきました。

本日の機材はEOS Mに、Zoom Nikkor35-70です。このレンズは1991年にF3といっしょに購入したものです。
前回はかなりピントが甘くボツになった写真がとても多くてショックだったので、今回はかなり慎重にピント合わせをしました。はたして改善されているでしょうか……

2517
2 緑道の桃の花
部屋を出てすぐの緑道に桃の花が咲いていました。


2542 2535
3 中野北口桜並木の桜
幹からちょこっと生えてきた桜の花。


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4 歩道の植え込みのヒナゲシ


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5 新井五差路の桜
この木はソメイヨシノではなく、いつもはソメイヨシノとタイミングが少しずれるのですが、今年は同時に咲いていました。


2565
6 北野神社の鳥居から
前回は北野神社の梅の花が満開でしたか、今回は梅が終わって桜に交代していました。


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7 北野神社の桜


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8 北野神社のお稲荷さん
きょうもお稲荷さんは参拝客を睥睨していました。



2575
9 境内側から鳥居方向
鳥居のすぐ近くに見えるひときわピンク色が鮮やかな花は、平成5年に現在の天皇陛下と皇后雅子様のご成婚記念に、「プリンセス雅」という名称が登録された新種の桜の木です。


2584
10 プリンセス雅


2597
11 新井薬師の桜


2601_20250331143701
12 新井薬師のしだれ桜


 2606_20250331144001
13 新井薬師の桃


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14 新井薬師の桜②


2629
15 プリンセスミヤビ
これは新井五差路にあるプリンセスミヤビというヤマザクラの自然交雑種で、今上天皇陛下と皇后雅子様のご成婚を記念して命名された、と説明されていますが、前出の「プリンセス雅」と同品種なのかわかりません。


2653
16 歩道のひこばえの桜
桜の木のすぐ横からはえてきたひこばえの桜の花。


2656
17 中野駅前ビルと桜


2665
18 近所の緑道のハナニラ
このハナニラは青が鮮やかで、毎年咲くのを楽しみにしています。


というわけで、かなり寒い日でしたが桜とほかの花々を見てきました(^-^)
きょうの写真も帰ってから見ると、前回よりは多少改善されたもののピントの甘い写真が多くて、やっぱりショックでした(^-^;
近眼メガネをかけたままではカメラ背面の液晶がよく見えないので、都度メガネを外してピント合わせしていましたが、あらためてオートフォーカスのありがたさを痛感しました。


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2025年3月12日 (水)

DT71 ピンセット型デジマルの救済(2)

All
写真1.今回の改造品(中段)、オリジナルのピンセット型脚部(上段)
および改造に使用したプラスチックピンセット(下段)


前回の記事DT71 ピンセット型デジマルの救済(1)では、ピンセット型デジタルマルチメーターDT71の電池劣化救済策として、外付け基板を製作し、そこに電池とテストリード接続端子を設けることで、ふたたび使えるようになった。

しかしながら、テストリード長がオリジナル品よりも大幅に伸びたため、コイルのインダクタンス測定において精度が低下してしまい、オリジナル品ではおおむね1μHが測定下限だったのに対し、改造品では測定下限が10μH程度となってしまった。

そこで今回は市販のプラスチックピンセットを使用して、オリジナルと同じくピンセット型のデジタルマルチメータに改造した。
今回の目的は次のとおり。

①ピンセット型を踏襲することでテストリード長を短縮し、測定精度をオリジナルと同等にする
②電池を交換可能とし、劣化の場合でも交換できるようにする
③電源スイッチを設けて、電源の完全OFFができるようにする

ピンセット先端部をプローブとするには、プラスチックのピンセットに電極をつけるのがよさそうだ。
amazonで探したところ、使えそうなものを見つけた。10個で1109円。

これの先端を切って、そこにもとのDT71に予備として付属していたプローブチップを取り付ける。写真2参照。

Probes
写真2.プローブチップの取り付け 
プローブチップにはΦ2のネジ穴(M2.0の雌ネジ)と位置決め用のバカ穴が空いている。


現物合わせでネジ穴を空けて取り付けたが、思いのほか良い精度でできた(^-^)
極性がわかるように、短く切った黒と赤の熱収縮チューブをつけてある。

回路は前回と同じだが図1に再掲しておく。

Dt71_sub_sch_20250312152301
図1.回路図


本体のΦ3.5プラグを受けるジャックその他の部品をのせた基板を作って、プラスチックピンセットのトップ部分にネジ止めした。
基板の部品面と配線面の写真をそれぞれ写真3、写真4に示す。

Parts_side
写真3.基板の部品面


Wire_side
写真4.基板の配線面

今回もΦ3.5の4Pジャックが取り付けられるFMラジオ基板を流用して、ジャックの部分を切り取って使用した。
電源SWを取り付け、電源の状態がわかるようにLEDをつけてある。

さて、完成したので、インダクタンスの測定がオリジナルと同じ精度で行えるかどうかの検証だ。検証結果を表1に示す。

表1.測定評価結果
Table

いちばん左のピンセット型(オリジナル)に対して、前回の改造品(基板型改造品)では10μH以下のいずれの測定結果も精度が出ていない。
今回(ピンセット型改造品)の測定結果はオリジナルと同等レベルで、1μHまで測定が可能なようだ\(^o^)/


そういうわけで、ピンセット型デジタルマルチメータDT71は、姿を変えてまだまだ使えそうです(^-^)

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2025年3月 4日 (火)

プリンタヘッドのうがい(MG6230)

2012年に購入したインクジェット複合機MG6230。これはキヤノンのプリンタ・スキャナ複合機で、気に入って使っていたが、11月ごろにB200エラーが出て手がつけられなくなったので、また同じ機種を中古で買った。なぜあたらしい機種を買わなかったのかというと、互換インクの買い置きがたくさんあったからだ。それでしばらく使っていたが、年末年始にインク切れのまま放置してしまい、シアン(青)インクが詰まって出なくなってしまった。
強力クリーニングをすると、その直後は出るのだが、何ページか印刷するとすぐにシアンだけが出なくなってしまう。
何回か強力クリーニングをしても回復せず、ヘッドを丸ごと超音波洗浄機に数回かけてもなお回復せず同じ現象、すなわち洗浄直後は印刷できるが、数ページ印刷するとシアンが出なくなってしまう。シアンだけに思案することしばし(^-^;

クリーニング直後は印刷できるということは、インクを噴射する側のノズルとアクチュエータは正常だと考えられる。そうすると、インクを供給する側の経路が詰まって、インクが供給できなくなっているのではないか。

あれこれ試行錯誤しているうちに、わりと有効そうな洗浄方法にたどり着いた。
しょうゆ皿にキッチンペーパーを4回ほど折り重ねて厚いクッション状にしたものを敷いて、洗浄液(アルコールと水を半々)でひたひたにし、その上にプリンタヘッドの射出面を当てて、上から軽く、ぎゅっぎゅっと押し当ててやる。そうするとインクの供給口の細かいメッシュ面に洗浄液が逆流してくるのがわかる(動画1)。ご覧のとおりうがいをするような感じになる。


動画1.プリンタヘッドのうがい


洗浄液は最初エチルアルコールと水を半々位でやったが、ネット情報によると、エチルアルコールは樹脂部分を変質させる恐れがあるのであまり好ましくないとのこと。どちらかというとIPAのほうがいいらしい。
そして洗浄液を50~60度程度の湯に替えて、またしばらくうがい。

つぎに、ダメ押しに、大きめのプラスチックのスポイトにお湯を入れて、インクの吸い込み口めがけて勢いをつけて繰り返し注入(動画2)。


動画2.スポイトで洗浄

これでプリンタヘッドを戻して使ってみたところ、どうやら使えるようになった。
専用の洗浄液カートリッジとか、洗浄用ノズルなども売られているが、とりあえず手持ちのものでなんとかなったので、同じように困っている人は試してみてくださいね。


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2025年2月28日 (金)

カメラ散歩

Eos_nikkor24f28
今回はEOS M + Ai Nikkor24mm f2.8

ことし2025年は2月の上旬と中旬にそれぞれ強力で長めの寒気が入り、きのうからようやく暖かくなり始め、きょう2/28は日中14度ほどまで上がるポカポカ陽気でした。そこでカメラを片手に中野の北野神社、新井薬師方面に散歩に行ってきました。去年の9/6以来のEOS M写真記事です。

前回はEOS MにAi Nikkor50mmf1.8で、これをEOS Mに装着すると35mm換算で1.5倍の75mm相当と、やや望遠気味でしたが、今回使ったレンズは24mmなので、EOS Mで35mm換算だと36mmと、広角レンズとなります。
今回もまたマニュアルフォーカスで、前回よりもピント合わせがやりやすいような気がしましたが、帰ってきて見てみるとピントが甘くて、かなりのショックを受けました……(^-^;

2433
1 出かける前に部屋からベランダの扉を撮った写真


2445
2 中野駅で見た枯れススキ
最近は野生のススキを見かけないなあ……と思っていましたが、あるところにはあるもんですね。


2447
3 中野サンプラザと空
中野サンプラザなのかサンプラザ中野なのかときどきわからなくなります。


2458
4 北野神社の梅①
北野神社の梅はちょうど見頃でした。



2463
5 北野神社の梅②


2467
6 北野神社の梅③



2473
7 北野神社のお稲荷さん


2480
8 北野神社の梅④



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9 ひょうたん池
きょうは水が澄んでいました。あたたかい季節には釣り人で賑わいます。


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10 ひょうたん池の椿


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11 新井薬師(梅照院)のしだれ梅①
しだれ梅もちょうど見頃でした。



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12 新井薬師(梅照院)のしだれ梅②


あたたかくなってくると出かけたくなりますね。次回は桜が咲く頃にまたEOS Mを持って出かけたいと思います。次はどのレンズにしようかな……

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2025年2月15日 (土)

動作に謎のあるAMラジオ

20250215radiopic
写真1.再現してみたFET1石ラジオ


2025年になってはや1ヶ月経った。2028年まであと3年になってしまった……

技術関係のノートを見ていたら、何年か前にお遊びで実験したAMラジオの回路が出てきた。
これはごく普通にFETで一段高周波増幅をしてゲルマダイオードで検波してクリスタルイヤホンで聴くというものだった(図1)。
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図1.AMラジオ回路


C1はどこで買ったかわからないAM用のポリバリコン、L2はだいぶ前にたぶんaitendoで買ったバーアンテナ、ゲルマニウムダイオードはたぶん1N60同等品、FETは秋月で売っている高周波用のJFET、BF256Bだ。イヤホンはクリスタルイヤホンのフリをしたセラミックイヤホン。

実験現場は東京都中野区の鉄筋コンクリートのマンション3階の室内で、ゲルマラジオだと電灯線アンテナを使ってTBS(954kHz)だけがかろうじて聞こえる(何を言っているかは聞き取れない)程度だ。
それに対し、FET1石でこの回路を組むと、バーアンテナに50センチほどのアンテナ線をつけた状態で、
・TBSは内容が聴き取れる
・NHK第1、NHK第2、AFN、文化放送は内容までは聴き取れないが、受信できていることがわかる
という具合に、感度が大幅に改善する。
チューニングをしていると、局の近くでキュルキュルと再生式ラジオのような音がするので、どうも再生気味に動作しているような感じがするのだが、回路は再生がかかるようにはなっていない。ためしにFETのソースやドレインからバーアンテナの2次巻線にFB(フィードバック)するなど、明示的なFBをかけてあれこれいじってみたが、うまく動作しなかった。結局よくわからないままノートに書いてそのままになっていた。

今回ノートから出てきたこの回路をもう一度組んでみたが、やはり上に書いた受信状態は再現した。コツは電源に電池を使うこと。スイッチング電源やUSB電源などではノイズが乗ってラジオが聞こえないからだ。

なぜ今になってAMラジオを組んでみたのかというと、AM局廃止期限まであと3年しかなく、この回路ももう作ることもなくなるかもしれないと思ったからだ。備忘録としてブログに書いておこうというわけだ。
今ある国内のAMラジオ局は、秋田と北海道の3局、それにNHKとAFNを除いて、すべて2028年までに停止となる。ゲルマラジオが発端となって技術者になったものとしては少し寂しい気がする……


【20250218 追記】
回路をもう少し変更して追加実験を行った。今回検討した回路を図2に示す。20250218amradio_01
図2.追加実験を行った回路


今回試してみた回路は、FETのドレインからバーアンテナのアンテナコイルに明示的にFBをかけて、FB量をVR1で調整できるようにした。図中L2,L3がバーアンテナで、L2が同調用コイル、L3がアンテナコイル。

最初の図1の回路では、明示的なFBが無いにもかかわらず再生動作しているようだったが、再生を通り越して発振しているようでキュルキュル音がして、局によってはこの発振音がじゃまをして音声が聞き取れなかった。そこで今回はFB量を調整できるようにしてみた。

また図1の回路では検波回路にD1が付いていたが、これは無しにした方が若干聞き取りやすかった。

VR1で聴きやすいFB量を調整することによって、TBSだけでなくNHK第2も内容が聞き取れるようになり、AFNはかかっている曲がわかるようになった。NHK第1は音声が小さく聞き取りは難しかった。文化放送は微弱で入感があったり無かったり、ニッポン放送はまったく入感がなかった。

この回路では消費電流は10~15mA程度。今回は極力シンプルな回路で試したかったのでソース抵抗なども省いて、消費電流はかなり多めだと思うが、もし実用を考えるなら感度との兼ね合いを見ながらソースやドレインに抵抗を入れるのが現実的だと思う。

自作ラジオの醍醐味は、ゲルマラジオか、あるいは一石か二石のシンプルな回路でどれだけ高感度にできるかというところにあると思うが、中でも再生式や超再生式は非常に魅力のある分野で、奥が深く、のめり込むとキリがない。実用性ではスーパーヘテロダインにかなうものではないが、スーパーラジオはあまりにもあたりまえに高性能が得られるのでかえって面白みに欠けるような気がする。


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2024年12月31日 (火)

ウラギンシジミの日向ぼっこ

きょうは2024年の大晦日です。
しかもきょうは今月2度目の新月で、同月2度目の満月を指す「ブルームーン」ほど知られていませんが、「ブラックムーン」と呼ばれることもあるそうです。次に大晦日がブラックムーンとなるのは19年後の2043年。遠い未来です。

きょうは日中13度ほどまで気温が上がってポカポカ陽気でした。昼過ぎに高円寺天祖神社に年越しの大祓の人形を預けに行って、帰り道で蝶が飛んでいたので見ていたら、陽の当たる路面に止まって日光浴を始めました。近づいてよく見るとウラギンシジミのメスでした(^-^)

ウラギンシジミは、シジミとはいうものの他のシジミチョウとは異なる特徴を持った蝶で、シジミチョウ科ではなくウラギンシジミ科に分類するべきだという議論が、ぼくが知る限り50年くらい前から続いています。ウラギンシジミは、子供の頃、秋が深まって、なったまま熟れた柿の汁を吸いに集ってくるところを捕まえた記憶があるので、晩秋に発生する蝶だと思い込んでいましたが、実際は5月から10月くらいに発生する蝶で、越冬した成虫が春に見られることもあってほぼ一年中生息している蝶のようです。

2024年もよい年でした(^-^)
ことしはSSDAC基板を応用してレコード再生用のRIAAイコライザを実装し、とくに12月になってからRIAAイコライザをIIRとFIRで実装して聴き比べができたのが印象的でした。アナログレコードはまた人気が出てきているようで新譜も出ているようですね。また世界的に見て日本は音楽売上げに占めるCDの割合がとても高く、これは音質の点から喜ばしいことだと思います。

ことしお会いできたみなさまへ。
ことしも大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。

20241231uragin
写真1.きょう2024年大晦日に目撃したウラギンシジミ(メス)


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写真2.2019年2月7日に目撃した越冬中のウラギンシジミ

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2024年9月20日 (金)

格安タブレット TECLAST P85T の不具合と対処方法

20240920p85t

関連記事:格安タブレットP85Tのバッテリー交換


Amazonで格安タブレット TECLAST P85Tが9500円ほどで売られていたので購入した。
ところが使ってみると、スクショが撮れないという不具合が発覚し、返品、買い直しなどを経て、最終的にはファームウェアアップデートによって解決したが、最初の購入から問題解決まで1ヶ月以上を要してしまった。その顛末を書いておく。

そもそもスマホは使わない主義なので、携帯電話は二つ折りのガラケー(正確にはガラホ)を使っていて、ネット閲覧やメール用にタブレットを持ち歩いている。それはなぜかというと、スマホの小さな画面を見るのはつらいし操作がしにくいということ、それと電話とネットが一緒になっているスマホの通信料金体系がわかりにくく、割高になるような感じがするからだ(もしかしたら最近は格安SIMなどでかなり安いのかもしれないが)。

ぼくにとってタブレットは2年から3年で買い換える消耗品の扱いなので、だいたい1万円~1万3千円程度までのものを買うようにしている。ストレスなくメールができてネットブラウジングができるだけでいいので、それほど高性能なものは必要がないのだ。
タブレットのいちばん大きな問題は、だいたい3年もすれば電池が寿命になることで、多くのタブレットはユーザーが自分で電池交換できるように作られていないので、ここでタブレットを買い換えるか電池交換に出すか、ということになる。電池交換は、交換業者に出すか、メーカーに出すかということになるのだが、電池交換費用は安い業者で最低1万円、国内メーカーに出すと2万~3万円かかる。
またタブレットは持ち歩くので、落として壊してしまうこともある。
そう考えると、平均して2~3年しか使えない消耗品にいくら出せるか?ということになり、ぼくとしては1万円台前半のタブレットを使い捨てるのが妥当だと考えている。

そんなわけで、2024年7月に、それまで使っていたタブレットが壊れてしまい、タッチスクリーンの左側が反応しなくなってしまったので、買い換えを検討したところ、AmazonのタイムセールでTECLASTのP85Tという機種が9500円程度で売られていて、値段的にもスペック的にもよさそうだったので購入した。ケースは金属でできていて塗装もきれいで高級感があり、満足して使っていたが、使い始めて間もなく不具合を発見した。システム機能のスクリーンショットが使えないのだ。

スクリーンショットのボタンをタッチすると、「システムUIが繰り返し停止しています」というエラーが出て、スクショが撮れないばかりか、勝手に再起動してしまう場合すらある。

TECLASTのホームページからサポートにこの問題を報告したところ、ファームウェアのアップデートをするように、という内容の返信が来たので、ファームウェアのダウンロードサイトを見に行ったが、該当製品ID”P3M5”のファームウェアが上がっておらず、そのように指摘すると、何日かしてファームウェアがアップされていた。このときのファームウェアバージョンはROW_V1.01_20240618というもので、これでやっと解決する!!と嬉々としてダウンロードしてアップデートしたが、問題は解決しなかった。バージョンをよくよく見ると、もともと入っていたファームウェアバージョンと同じであった。そこでまたサポートに報告すると、返金に応じるので返品してくれということだった。

この機種はスクショの問題以外は文句はなく、気に入って使っていたし、同じ価格帯の機種がなさそうだったので、できれば直して使いたかったのだが、ひょっとしたら個体の不具合なのかもしれないと淡い期待を抱いて返品し、返金されたので再度同じものを購入したが、まったく同じ不具合が出た。そこでまたサポートに不具合報告と、改善の予定があるのか問い合わせてみたが、返品してくれの一点張で、らちがあかないので、そのうちファームウェアでの改善があるであろう事を期待して、しばらく使っていた。

それから2週間ほど経ったある日、ファームウェアのダウンロードサイトをのぞいたら、新しいファームウェアがアップされていた。バージョンはROW_V1.02_20240724。今度こそ!!と期待を込めてアップデートしてみたら、スクショが撮れるようになった\(^o^)/

そんなわけで、無事にまともに使えるようになったのだった。
ところで、ファームウェアのダウンロードサイトには
ROW_V_x.xx
EEA_V_x.xx
という2種類のファームウェアがアップされていて、何がちがうのかと思ったら、EEAは欧州向けで、ROWがグローバル版らしいのだが、違いはよくわからない。もともとROWが入っていたので、アップデートもROWにした。

ファームウェアアップデートの具体的な方法は、サイトの説明を参照してほしいが、ひとつだけ注意してほしいことは、アップグレードチュートリアルの説明では、ファームウェア書き込み時に”Wipe part”を選択するように書かれており、この通りにやると、すべてのインストールアプリとデータが削除されてしまう。アプリとデータを残してファームウェアだけアップデートするには”Wipe part”ではなく”Keep data”を選ばなければいけないので要注意だ。

今回問題となったスクリーンショットの機能は、おそらく使う人があまり多くはないため見落とされていたのだろうと思うが、ぼくは詰め将棋のアプリで難しい問題があったときにスクショを取っておくようにしていることから、今回の問題に気が付いた。

問題が解決した今はお気に入りのタブレットになりました。ブルーの筐体を選んだので、カバーをピンクにしたら、映えてなかなかよい感じです(^-^)


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