文化・芸術

2024年9月 6日 (金)

EOS MとAi Nikkor 50mm f1.8

 2012年に購入したEOS Mを久しぶりに引っぱり出して、さらに30年近く前に買ったAi Nikkor 50mm f1.8を装着して、散歩がてら街の写真を撮ってきた。
ネットで誰か(おそらくプロの写真家の方)が、今のデジカメに昔のレンズを付けて撮るのがなかなか良いとつぶやいていらしたので、なるほどと思い真似してみたのだ。

なぜEOSにNikkorなのかというと、もともとフィルム時代はNikon F3ユーザーで、レンズも数本もっていたのだが、懸賞でEOS M用のタムロンズームレンズが当選したので、そのレンズ用にEOS Mを買ったというのが事の経緯だ。とはいえ、サブ機として頂き物のCANONのAE-1と数本のレンズももっていて、どちらかといえばAE-1に使っていたレンズをEOSにつける方が筋が通っているように思うが、F3用の50-200mmのズームをもっていて、これとテレコンとEOS Mで月の写真を撮ってみたいと思い、EFレンズとAi Nikkorのアダプタを買ってもっていたからだ。

そういうわけで、EOS MにNikkorを装着するとこんな感じになる。

Eosnikkor
写真1.Ai Nikkor 50mm f1.8を装着したEOS M

この通り、レンズの存在感がすごい(^-^;
EOS Mがとてもコンパクトなのが際立つ。

出かける前に、部屋の中やベランダでテスト撮影してみた。

Bungu
写真2.ペン立て

Kitchen
写真3.キッチン

Asagao
写真4.あさがお

まったくなんでもないペン立てやキッチンも、良い機材で撮るとなんだかドラマチックな感じがする(^-^)

35mmカメラでの50mmレンズは、APS-CサイズのEOS Mでは1.5倍の75mm相当になるので、ふだん広角のコンデジに慣れているとずいぶん望遠気味な印象になる。ズームで調整はできないので、足で距離を調整するしかない。

どうやら写真はちゃんと撮れるようなので、街に出てみた。


Sarusuberi1
写真5.日影の百日紅


Kinomi
写真6.ヤブカラシ


Hibiscus
写真7.ハイビスカス


これらは近所の図書館までの道で見た光景だ。オートフォーカスが使えないのでマニュアルでピント合わせをするのだが、外の明るさでカメラの液晶を見てピントを合わせるのはなかなか難しい。老眼なのでなおさらだ(^-^;
全体的にピントが甘めになってしまった……
でも、ピントを合わせて、バシャン!!とシャッターを切ると、そうそう!こういう感じだった!!という思いがよみがえる(^-^)


Library
写真8.図書館の建物


Komorebi
写真9.木漏れ日


Hibiscus2
写真10.ハイビスカス2


そういうわけで、図書館まで散歩して写真を撮って帰ってきた。
機材が良いとずいぶんドラマチックに撮れるものだ。

でも実際に目で見る光景こそがドラマそのものである、というのが真実なので、
見慣れた光景にも注意を向けて、いつも何かを感じ取れるように過ごしていけたらいいなあ、と思います。


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2013年11月 3日 (日)

青山散策記

エロ歌人であるところの佐々木あらら歌集「処女のまま始発で帰れ」を買いに

「ポスターを描く vol.4」 展@ギャラリーDazzle

に行ってきました。
外苑前の交差点の裏にあるギャラリーです。


歌集はこんな感じ。

Photo

イラストは鳴海テヨナさん。
中はこんな感じ。

Photo_2

美しくも少しせつなくエロい歌集です。
お気に入りの歌をいくつか紹介しますね。


二日寝た 寝ているときは君と寝て起きてたときは君と寝ていた


おめでとう 誕生こそが死に至る病そのものなのだとしても


ありがとう ほんとにつまらないものを贈れる友だちでいてくれて




帰りに伊藤忠青山アートスクエアで寺山修司の言葉展をやっていたので見てきました。

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展示室に缶バッジのガチャポンがあったのでやってみると、こんな言葉をもらいました。

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ふりむくな
ふりむくな
うしろには
夢がない

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2013年9月14日 (土)

芸術の秋

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20年ぶりに絵具箱を開けてみました。
これは小学生の時に買ってもらったものなので年季が入っています。

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パレット油壷なんか絶望的な感じです。開けられるのか…?
でもこれがわりと簡単なんですよ。

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ドライヤーの熱風であぶってやれば簡単に開きます。

油絵は完全に乾くまで50~60年かかるといわれていますから、チューブに入った絵具は
20年やそこいらではまったく変化していませんが、キャップだけは固くなります。
でも絵具のチューブキャップも同じように温めると簡単に開きます。

さて、美人モデルもスタンバイOKだし、おもむろに絵筆をとって……





と行きたいところですが、今回の目的はこれ!

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洗面所の白壁に染髪剤がはねちゃったんです。
薄い壁紙が貼ってあるという施工なので、削り取ることもできません。
そこで、20年ぶりに油絵の具の出番となったわけです。

Cimg0950s
どうでしょうか?



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そんなわけでテレピンの香り漂うナイスな洗面所になりました。


芸術の秋とはいうものの、われらサルサダンサーは年中芸術しているのでさほど意識はしないかもしれませんね。

さて、あさって9/16(月)敬老の日はSUBHA SALSA NIGHT in DOPE LOUNGEです。
とてもいいお店ですのでぜひ遊びに来てくださいね。

お会いできるのを楽しみにしています♪

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