EOS MとAi Nikkor 50mm f1.8
2012年に購入したEOS Mを久しぶりに引っぱり出して、さらに30年近く前に買ったAi Nikkor 50mm f1.8を装着して、散歩がてら街の写真を撮ってきた。
ネットで誰か(おそらくプロの写真家の方)が、今のデジカメに昔のレンズを付けて撮るのがなかなか良いとつぶやいていらしたので、なるほどと思い真似してみたのだ。
なぜEOSにNikkorなのかというと、もともとフィルム時代はNikon F3ユーザーで、レンズも数本もっていたのだが、懸賞でEOS M用のタムロンズームレンズが当選したので、そのレンズ用にEOS Mを買ったというのが事の経緯だ。とはいえ、サブ機として頂き物のCANONのAE-1と数本のレンズももっていて、どちらかといえばAE-1に使っていたレンズをEOSにつける方が筋が通っているように思うが、F3用の50-200mmのズームをもっていて、これとテレコンとEOS Mで月の写真を撮ってみたいと思い、EFレンズとAi Nikkorのアダプタを買ってもっていたからだ。
そういうわけで、EOS MにNikkorを装着するとこんな感じになる。
写真1.Ai Nikkor 50mm f1.8を装着したEOS M
この通り、レンズの存在感がすごい(^-^;
EOS Mがとてもコンパクトなのが際立つ。
出かける前に、部屋の中やベランダでテスト撮影してみた。
写真2.ペン立て
写真3.キッチン
写真4.あさがお
まったくなんでもないペン立てやキッチンも、良い機材で撮るとなんだかドラマチックな感じがする(^-^)
35mmカメラでの50mmレンズは、APS-CサイズのEOS Mでは1.5倍の75mm相当になるので、ふだん広角のコンデジに慣れているとずいぶん望遠気味な印象になる。ズームで調整はできないので、足で距離を調整するしかない。
どうやら写真はちゃんと撮れるようなので、街に出てみた。
写真5.日影の百日紅
写真6.ヤブカラシ
写真7.ハイビスカス
これらは近所の図書館までの道で見た光景だ。オートフォーカスが使えないのでマニュアルでピント合わせをするのだが、外の明るさでカメラの液晶を見てピントを合わせるのはなかなか難しい。老眼なのでなおさらだ(^-^;
全体的にピントが甘めになってしまった……
でも、ピントを合わせて、バシャン!!とシャッターを切ると、そうそう!こういう感じだった!!という思いがよみがえる(^-^)
写真8.図書館の建物
写真9.木漏れ日
写真10.ハイビスカス2
そういうわけで、図書館まで散歩して写真を撮って帰ってきた。
機材が良いとずいぶんドラマチックに撮れるものだ。
でも実際に目で見る光景こそがドラマそのものである、というのが真実なので、
見慣れた光景にも注意を向けて、いつも何かを感じ取れるように過ごしていけたらいいなあ、と思います。
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