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2026年8月

2026年8月23日 (日)

ステレオレコードの左右


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写真1.1964年のアルバム”Oscar Peterson Trio Plays”

オスカー・ピーターソン・トリオの1964年のアルバム”Oscar Peterson Trio Plays”に収録された”Fly Me To The Moon”がとても好きで、数あるアーティストの”Fly Me To The Moon”の演奏の中でもトップだと思っている。

この録音に出会ったのはおそらくぼくが大学生の頃で、時期としては1980年代のうしろの方ではないかと思われる。CDの値段がだいぶこなれてきて、古いジャズのオムニバス盤がさかんに出された時代だった。
どこで購入した、何というタイトルのCDだったかも今となってはわからないのだが、”オスカー・ピーターソン・トリオ・ベスト”のような感じの16曲入りのオムニバスCDで、ディスクは行方不明だが、リッピングしたものが残っている。

この”Fly Me To The Moon”の演奏がとにかくサイコーなのだが、残念なことに音質がいまひとつだ。

そこで、先日リリースしたParametric Wav PlayerでのRIAAレコード音源再生の検証も兼ねて、1964年のアルバム”Oscar Peterson Trio Plays”を購入してダイレクトリッピングして、Parametric Wav PlayerでRIAA再生して聴いてみた。
オムニバス盤は、音源にオリジナルマスターが使われているとは限らないので、音質が落ちるケースもあり、最初にこの演奏が収録されたレコードで聴いたほうが音質がいいのではないかという期待もあった。演奏の最初の方だけキャプチャーしたので聴いてみてほしい。

Fly Me To The Moon オムニバスCD

Fly Me To The Moon オリジナルアルバム(LP)

聴いていただくとわかると思うが、残念ながら音質は大差なかった。
ただ、面白いことに気がついた。

オリジナルアルバムの方は、ウッドベースが右から聴こえてくるが、オムニバスCDは配置が逆だ。つまり左右が入れ替わって録音されている。

いままでなんとなく、音楽アルバムのMixは、左側に低音、右側に高音が配置されることが多いような感じがしていた。これはぼく自身ピアノやキーボードをやったことがあるから、そういう気がしていただけで、統計的にそういう傾向があるのかどうかはわからない。ピアノの場合は左が低音で右が高音なので、演奏者の感覚では左低右高になるのだ。

この2つのFly Me To The Moonでは、オリジナルアルバムは右からベースの音が聞こえるので、感覚からすると逆の感じがする。一方でオムニバスCDは左にベースがいるので、なんとなくこの方が自然な感じがするのだ。
これはオムニバス盤を作るときに意図的に反対にしたのか、それとも単につなぎ間違えたのかはわからない。しかしオムニバス盤の制作で左右が逆になっているケースがあるということだ。

実際のライブシーンでは、どんな配置になっているのかを考えてみた。
ピアノトリオで、グランドピアノとドラムスとウッドベースの場合、ステージはどのような配置になるだろうか?これはステージの広さにもよるが、ほぼ図1のようにしかなり得ないのではないか?

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図1.ジャズピアノトリオの配置


グランドピアノは、胴体の凹んでいる部分から斜め方向への音がもっとも良いとされる。この図で矢印の方向だ。つまりこれを客席の中央方向とするには、ピアノは客席から見て舞台の左側(下手側)に図のように配置する。こうするとピアニストの顔も客席から見えて都合が良い。
ドラムスは全体のバランスから考えると、中央の後ろの方に配置したい。そうなればウッドベースは必然的に舞台右側(上手側)となる。
これがもっとも自然な配置ではないだろうか。

そうすると、右からベースが聴こえるオリジナルアルバムのほうが自然な配置だということになる。
実際のライブでの配置と、左低右高の感覚は逆だということなのだ。

おもしろいので、手持ちの音楽ソースがどうなっているか調べてみた。

ビル・エバンスのポートレートinジャズ(1959年)に収録された枯れ葉は、左にベース、右にドラムなので、演奏者感覚の左低右高だ。

ミルト・ジャクソンのBAGS&FLUTES(1957年)のBag's New Grooveも同じく、左にベース、右にドラム(やや不明確)。

デイブ・ブルーベックのTake Five(1959年)では、左にピアノ、中央にベース、右にドラム、B面のUnsquare Danceは左にピアノ、ベースは中央、ドラムは左右にパンを振っている。

サンプルとしては少ないものの、どちらかというと左低右高の演奏者感覚でMixされたもののほうが多いような印象だ。

最近の録音(特にJAZZ、POPS)ははっきり左右に楽器を分けるようなMixはあまりやらなくなっていて、いかに自然に、それでいてステレオの立体感を出すか、あるいは作品としてどのように仕上げるのがいいのか、などいろいろな要件を検討して制作されているのだろうと想像されるが、時代とともにステレオMixの傾向があるということを意識して音楽を聴くのも面白いかもしれない。


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2026年8月12日 (水)

ドライブアクセスランプ2 ( 基板頒布あり )

 

動画1.ドライブアクセスランプ  リリース版


先日、ドライブアクセスランプの製作記事を上げたところ、思いのほか反響が大きかったので、気をよくして基板を起こして頒布することにしました。動画1は動作の様子です。
今回は基板のレイアウトに合わせてピン配置を変えてファームウェアを新しくし、起こした基板は4連バーグラフLEDまたは5連バーグラフLEDを2つ、または個別の1608サイズチップLEDが使えるようになっています。
1608サイズチップLEDを使用した場合は動画2のようになります。

動画2.チップLED使用の場合


今回新しく製作した基板の回路図は図1のとおりです。また生基板を写真1に示します。

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図1.ドライブアクセスランプ回路図


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写真1.生基板(左がLED面、右がRP2040-Zero実装面)


もともとの設計思想では、4ドライブでR/W独立表示なので、4連のバーグラフを2個使うということですが、4連のバーグラフLEDの入手性がやや悪く、5連のバーグラフのほうが入手性がよかったため、実装パターンを5連用としてどちらも実装できるようにしました。
5連のバーグラフを使う場合は1番下のLEDは余るので、全ドライブ兼用(GPIO0)として使えるように接続していますが、使用しない場合は接続している抵抗(R5,R11)を未実装とします。

ファームウェアとPC側のアプリは以下からダウンロードしてお使いください。
ダウンロード:DriveMonitor_set4.zip

詳しい使い方は次のマニュアルをご覧ください。
ダウンロード:DriveAccessLamp_Manual.pdf

このアクセスランプは、RP2040-Zero基板単体でも、実装のフルカラーLED がアクセスランプとして動作するため、ファームウェアとアプリのインストールだけで、工作なしで使用可能です。
また純正RaspberryPI PICO(または互換品)単体の場合も、ボードに実装されているLED(GPIO25)が全ドライブ兼用LEDとして動作するので、これもファームウェアとアプリのみで使用可能です。

また今回使用したRP2040-ZeroボードはUSB-C接続のため、写真2に示すようなUSB-Cオス - USB-Aオス 変換アダプタを使うと、ノートPCのUSB-Aポートに直挿しできて便利です。

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写真2.USB変換アダプタを使用すると、ボートPCのUSB-Aポートに直挿し可能


以下の通り基板とキットを頒布します。
すべて送料消費税込みの価格です。

① 部品フルセット(USB変換アダプタなし)  1800円
・RP2040-Zeroを含む部品セットです。ファームとアプリはダウンロードしてお使いください。
・LEDは4連バーグラフ(緑、赤)と砲弾型の青を同梱します。

② 部品フルセット(USB変換アダプタ入り)  2250円

③ 生基板のみ1枚               600円


ご希望の方は表題に「ドライブアクセスランプ基板頒布」、本文にお名前、送付先郵便番号、ご住所、電話番号をお書きのうえ、

dj_higo_officialアットhigon.sakura.ne.jp
(アットを@に替えてお送りください)

までメールをお送りください。

代金の振込先のご案内メールをお送りします。入金が確認でき次第発送します。

BOOTHでも販売しています。

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2026年8月 7日 (金)

国コード検索プラグイン

ブラウザに表示される2桁の国コードを簡単に検索するプラグインを作りました。

最近、AIによる自動翻訳が普及したためか、このブログを外国から見に来る人が急激に増えていて、足跡を見ると国コードが出ます。たとえば”US”とか”FR”とかならわかりますが、”NL”とか”CH”とかだと、ぱっと見でどこの国なのかわかりません。(NLはオランダ、CHはスイスです。)
その都度ネット検索や、外務省の一覧表を参照するのも面倒なので、右クリックのコンテキストから簡単に国名検索できる、ブラウザ用のプラグインを作ってみました。

使い方は次のとおりです。

country-code-lookup.zipをダウンロードして解凍し、ホルダごと、
"C:\Program Files\Google\Chrome\"にコピーします。
※コピー先は任意ですが、登録後に削除や移動をしないでください。
② Chromeを開き、アドレスバーに chrome://extensions/ と入力してエンターキーを押します。
③ 画面右上にある「デベロッパー モード」のスイッチをオンにします。
④ 画面左上に表示される「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」ボタンをクリックします。
⑤ "country-code-lookup"ホルダを選択して読み込みます。

これで、chromeに表示された2文字の国コードを選んで右クリックすると、コンテキストメニューに

「**」の国名を検索

が出るので、これを選択すると、国名がポップアップ表示されます。

edgeでも同じ方法で使えるようになります。
なかなか便利ですよ(^-^)

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2026年8月 4日 (火)

ジャコウアゲハ

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写真1.ジャコウアゲハ①


今朝、東高円寺の蚕糸の森公園を散歩していたら、黒い蝶が落ちていたので、拾い上げてよく見るとジャコウアゲハのオスだった(写真1)。
黒い系統のアゲハは、中野界隈ではクロアゲハしか見たことがなかった(遠目からかなり大きい黒いアゲハを見たことがあり、もしかしたらナガサキアゲハかもしれない)ので、今回ジャコウアゲハを見つけてちょっと驚いた。ここにジャコウアゲハがいるということは、近くに食草のウマノスズクサが生えているのかもしれない。

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写真2.ジャコウアゲハ②


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写真3.ジャコウアゲハ③

この個体は拾った時点ではまだ硬化しておらず、口吻もきれいに巻かれていたので、死んで間もないか、あるいはまだ微かに生きていたのかもしれない(写真2)。
腹部には赤い警戒色が出ていて(写真3)、これは毒蝶の印である。毒蝶は襲われる危険性が低いからか、とても優雅に飛ぶものが多いように思う。

そういえば、去年2025年の8/6、やはり朝の散歩の帰りに、桃花小学校の脇の道でゴマダラチョウの死骸を見つけてもって帰ってきた(写真4)。迂闊なことにブログに書いていなかったので、ここにまとめて書いておく。
中野周辺ではアカボシゴマダラは時々見かけるが、死骸とはいえ、この近所でゴマダラチョウを見たのはこの時が初めてで、少し驚いた。なぜかというと、ゴマダラチョウは平地よりも少し山地寄りに生息しているような印象がしていたからだ。

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写真4.2025年8月6日に拾ってきたゴマダラチョウ


ゴマダラチョウの幼虫の食草(食樹)はエノキであり、エノキは昆虫に大人気の植物だ。ぼくが知っているだけでもゴマダラチョウ、アカボシゴマダラオオムラサキヒオドシチョウテングチョウ、それに詳しくないが蛾が数種類、鱗翅目以外ではタマムシ(成虫)が来たりする。
このうち、中野で目撃したことがあるのはゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、それにテングチョウである。テングチョウは何年か前に桃園緑道で目撃した。

去年の8/6、ゴマダラチョウを拾った日は、虫が鳴き始めたと書いていた。その翌日8/7は立秋だったので、虫たちはカレンダーを見て出番を待っていたかのようだ。そうすると、ことしも明日か明後日辺りには虫が鳴き始めるかもしれない。

追記
そういえば、今の季節、蚕糸の森公園では早朝からセミの大合唱で、8/4時点ではミンミンゼミ、アブラゼミが優勢、クマゼミが時折聞こえてくる程度で、まだツクツクボーシは出てきていない。
ニイニイゼミはたぶんいるのだと思うが、鳴き声があまり目立たないので、いるのかどうかわからない。しかしニイニイゼミは抜け殻が特徴的で、他のセミたちは抜け殻がツヤツヤしているが、ニイニイゼミだけはなぜか泥んこなのだ。

追記2
2026年8月9日、早朝の散歩で秋の虫が鳴きはじめているのを確認した。

 

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