マウスホイールによるズーム方向の変更
主に図面などの画像をあつかうアプリを操作する際に、マウスホイールによるズームイン/ズームアウトはとても便利な機能だが、アプリによってズーム方向が違ったり、ズーム方向の設定ができなかったりした場合、たいへんあつかいにくい。
私の場合、主にKicad、LTSpice、DesignsparkMechanicalあたりをよく使うが、KicadのZoom方向に慣れていて、LTSpiceとDesignSparkは逆なので扱いにくい。
そこで、今回はアプリ別にスクロール方向を変更する簡単な方法を備忘録として書いておく。やり方は次の通り。
①フリーのWindowsスクリプトツール”AutoHotKey”をダウンロードしてインストールする。
AutoHotKeyサイトのDownloadボタンを押して、V1.1をダウンロードして実行してインストールする。
②スクリプトを作成する。
テキストエディタで次のようにスクリプトを書き、適当な場所に保存する。ここではファイル名をZoomReverse.ahkとした。ファイル名は任意だが、拡張子はahkにすること。
;ここから
;DesignsparkMechanical
#IfWinActive ahk_exe SpaceClaim.exe
WheelUp::Send {WheelDown 1}
WheelDown::Send {WheelUp 1}
#IfWinActive
;LTSpiceXVII
#IfWinActive ahk_exe XVIIx64.exe
WheelUp::Send {WheelDown 2}
WheelDown::Send {WheelUp 2}
#IfWinActive
;LTSpice26
#IfWinActive ahk_exe LTspice.exe
WheelUp::Send {WheelDown 2}
WheelDown::Send {WheelUp 2}
#IfWinActive
;ここまで
この例はDesignsparkとLTSpiceXVII、LTSpice26の3種類のアプリのズーム方向を逆に設定している。
WheelDown 2
WheelUp 2
の数値はズームスピードの設定で、数値が大きいほど早くなる。
スクリプトが書けたら保存して、これを右クリックして、「プログラムから開く」→AutoHotKeyを実行すれば有効になる。
PCの起動時に自動的に有効になるように、スクリプトファイル(ahkファイル)のショートカットをスタートアップに登録しておくと便利。
スタートアップホルダはスタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から
shell:startup
とすれば開くことができる。
注意すべきことは、これは対象のアプリがアクティブな場合のみ有効ということなので、そのアプリが画面に表示されていても別のアプリがアクティブな場合は有効にならない。
ちょっと慣れが必要かもしれないが、だいぶ便利です(^-^)
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