« 中華温調はんだごて(3) | トップページ | RIAAフォノイコライザをIIRデジタルフィルタで実装する ①準備編 »

2020年10月 1日 (木)

Z97 Deluxe マザーボード故障

 ちょうど一年前、3万円の出費で修理したデスクトップパソコンがまた故障してしまった。

 今回も前回と似ていて、起動で失敗する。ただ、前回は電源が入ったままQ-CODEが00すなわちCPUが起動しないという故障だったが、今回は電源を入れると1秒で電源がダウン、そして自動的に電源ON、1秒でダウンそして……という具合に、電源起動に失敗してリトライを繰り返す。これは推測だが、おそらくマザボ上でCPUコアの電源に抱かせているコンデンサが劣化し、CPUコア電源の起動時にラッシュカレントが流れたときに電圧降下を起こし、これを電源監視回路が検出して、ATX電源を落としているのではないかと思われる。
 延々とリトライを繰り返し、なにかの拍子に起動に成功した場合は、その後の動作は安定しているし、再起動も問題ない。上記のような問題が出るのは電源を落として数時間後にまた電源を入れたときだ。

 最近はほとんどデスクトップは使っていないので、もう捨ててしまってもいいかとも思ったが、実はつい一か月前に電源を新調してしまっているので惜しいのだ。

 そこで、苦肉の策として、起動できない事態に陥った場合の、緊急起動SWを追加することにした。

 ATX電源にはパソコン側から電源のON/OFF制御ができるようにPower On端子が付いている。今回の不具合も、パソコンが異常を検知して自分で電源を落としているのが原因だ。そこで、Power On端子ととなりのGNDを引き出して、これをショートしてやれば強制的に電源ONになる。つまり起動時に異常検出して再起動する瞬間を、強制電源ONでスルーしてやれば起動できるはずだ。

Emgsw
図1.ATX電源コネクタにタクトスイッチを付ける。
Power On端子16番ピンととなりのGND15番ピンにタクトSW。ジャンク品なので汚い(^-^;


 パソコンがOn/OFFを繰り返して起動できない状態で、このSWを3秒ばかり押しておいて離してやると、もう電源は落ちない。このままパソコンは起動する。
 まれに電源落ちはスルーできてもQ-CODEが0のままCPUが起動しないことがあるが、その場合は再起動だ。いずれ去年と同様にどうやってもCPUが起動しない事態になるかもしれないが、その時はこのデスクトップの捨て時だろうと思う。

【補足】
CPU周りのコンデンサが怪しいので、これらを、古いマザボからよさそうなものだけ選んで交換できないか検討したが、マザボのはんだ付けは放熱重視で、広大な両面銅箔にサーマルも付けずにはんだ付けされているので、手持ちのはんだごてでは歯が立たずあきらめたのだった。

 

|

« 中華温調はんだごて(3) | トップページ | RIAAフォノイコライザをIIRデジタルフィルタで実装する ①準備編 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 中華温調はんだごて(3) | トップページ | RIAAフォノイコライザをIIRデジタルフィルタで実装する ①準備編 »