トランジスタ技術スペシャル「プリント基板設計&製作入門」
本日発売のトランジスタ技術スペシャルは、これ一冊で回路図の作成から基板発注まですべてできる「プリント基板設計&製作入門」です。
付録DVDには完全フリーの最新版kicad ver5.1.4が収録されていますので、すぐに作業が始められます。
今回ぼくは第8章を書きましたので、ぜひご覧ください。
基板が作れるようになると踊りもうまくなるかもしれません。(ならないかもしれません。)
本日発売のトランジスタ技術スペシャルは、これ一冊で回路図の作成から基板発注まですべてできる「プリント基板設計&製作入門」です。
付録DVDには完全フリーの最新版kicad ver5.1.4が収録されていますので、すぐに作業が始められます。
今回ぼくは第8章を書きましたので、ぜひご覧ください。
基板が作れるようになると踊りもうまくなるかもしれません。(ならないかもしれません。)
2016年の暮れにESP32というマイコンが発表され、安いしwifiもblueToothも使えるし、ADCもDACもI2CもSPIも使えてしかもArduinoで開発ができるので、当時からおもしろがって実験したり、仕事の試作に使ったりしていた。
SPIが使えるのでSDカードからWAVデータを読み出してI2Sで出してDACにつなげばシンプルなプレーヤーが作れるし、wifiが使えることを考えると、いろいろおもしろい実験ができそうだと考えていたら、誰も考えることは同じようで、ネット上にもESP32をつかったWAVプレーヤーの実験記事が散見された。
ところが実際にやってみると、Arduinoのライブラリにバグがあるのか、どうしても44.1K/16bit(CDと同じフォーマット)のI2Sが出せなかった。製作記事もよく見るとビットレートを32khzで妥協したりしていた。
しばらく試行錯誤を繰り返していたが、どうやらライブラリのバグが改善されないと解決できないらしい、ということで保留にしていた。
ところが、先程別件で調べ物をしていたら、Gitに44.1/16bitを明記したプレーヤーが載っているのを見つけた。
https://github.com/MhageGH/esp32_MusicPlayer
早速ArduinoでESP32ボードに書き込んでI2S波形を見てみると、どうやらちゃんと出ているっぽい。
このI2Sの波形を見てわかるとおり、これは松田聖子さんの「Rock'n Rouge」だ。(うそです。I2S波形をみても曲はわかりません)
一応音を聞いて確認したいので、部品箱にあったPCM5102をつかって、バラック配線で急ごしらえしてみた。
SDを直接ハンダ付けしているように見えるが、実はmicroSDカードのアダプタをmicroSDのホルダ替わりに使っている。microSDアダプタはAliで安く買えるので、microSDのホルダ基板なんかよりも気軽に使える。
PCM5102は使いやすいデバイスで、内部PLLを使えばMCLKがいらないし、しかも内部に負電圧を発生するレギュレータを積んでいるので、+3.3Vの単一電源の供給で、出力は0V中心で信号が出てくるので直結可能だ。接続はESP32から+3.3V、GND、BCLK、LRCLK、DATA。おおもとの電源はUSBの充電ケーブルでESP32に供給する。
ちょっと乱暴だが、直接ヘッドホンをつないで音を聞いてみた。ちゃんと鳴っている。
2016年の秋ごろ、PICの勉強も兼ねて、PIC32MXとPCM1795でSDカードのWAVプレーヤーを作ったが、それはもう大変な労力で、PICもC言語も初めてだったのできちんと音が鳴るまで4ヶ月もかかった。(今思うとPICの練習用に最初に着手するには無謀な課題ではある。)
きょうは記事を見つけてから3時間で音が聞けた。どんどん楽になるなあ。
半年ほど前から、ミドルタワーのデスクトップPCが度々起動に失敗するようになっていた。Windowsの旗が出る手前でリセットがかかり、これを数回繰り返してなんとか起動できるといった具合だ。これまでの経験から、ATX電源がへたってきているのだろうと見当をつけていたので、完全に起動できなくなったらATX電源を修理(たぶんケミコンの交換で復活できる)するか、交換すればいいだろうと思っていた。
そうこうしているうちについに先日突然、起動失敗どころか、うんともすんともいわないという、かなり重篤な状態になってしまった。このときも電源の故障だろうと思っていたのだが、念のために3Dプリンタ用に使っていたATX電源(3Dプリンタのヒートベッドがすごい電力を喰うので、ベラボーな容量のATX電源は非常に重宝する)を一時的につないで確認してみると、なんと全く同じように起動しないので、電源の故障ではないことがわかった。
Z97DeluxeマザボのQ-CODE(動作確認用の7セグ表示)は00のまま全く変化がなく、動く気配もない。CPUがまるっきり動いていないようだ。試しにヒートシンクと冷却ファンを外して、CPUむき出し状態で通電(真似しないでね)してみたが、まったく発熱しないので、CPUに電源が供給されていないか、あるいはCPUが壊れたかどちらかのようだ。
2年ほど前にデータサーバーにNASを導入して以来、従来データサーバーも兼用していたこのデスクトップPCはあまり使っていなかったので、もうこのままデスクトップは廃止でもいいかなとちょっと思ったが、よくよく考えてみたらうかつなことに会社の経理ソフトとデータがこのPCに入っているので、データのサルベージが非常にめんどうくさそうだ。それに、いまでは貴重な国産5インチBDドライブLF-PB371が使えなくなるのもちょっと惜しい。なので、多少お金がかかっても修理することにした。
電源はシロだったので、故障したのはCPUかマザボのどちらかだ。これまでの経験からすると、CPUが壊れたというのはどうも考えにくい。しかし、Z97Deluxeマザボは中古で25000円もするし、マザボを自力で修理する気力もない。もしCPUの交換で済むなら、ダウングレードでよいから中古のi3でがまんすることにすれば7000円の出費で済むので、とりあえず中古のi3を購入してつけてみた。すると残念なことに同じ症状だったので、マザボの故障がほぼ確定した。25000円の追加出費で合計32000円だ。痛い。悔しいのでi7は予備にとっておいて、しばらくi3で運用することにした。
次に故障したときはあきらめられるように、経理ソフトとデータはノートPCとサーバーに退避した。
バンドの友だちが打ち合わせに来て、将来アルバムを出すときにどんなジャケットにしようか?という話になった。
そういえば、DJを10年ほどやっていて、ジャケ買いがことごとく失敗する理由がわかったよ。
どうして失敗するかというと、
○アルバムの出来が良い場合
①おお、すばらしくいい内容のアルバムができた!
②これはもう内容で勝負できるので、ジャケットはテキトーな集合写真か幾何学模様かなんかでいいや。
●アルバムの出来がわるい場合
①うーんどうも今回のアルバムは内容がいまいちだな。
②でも売れないと困るし……
③なんとかジャケットで気をひくようにして、できるだけ売りたい!
というわけで、売り手のジャケ買い戦略にまんまと引っかかっているのだ。
だとすれば、できるだけ地味で気を引かないジャケットで買う「逆ジャケ買い」してみるといいかもしれない。
最近のコメント