« 2019年5月 | トップページ | 2019年9月 »

2019年7月

2019年7月17日 (水)

シュレッダー修理

10年以上使っている家庭用のシュレッダーが動かなくなってしまった。

数ヶ月前に、古いクレジットカードを細断したら途中でロックしてウンともスンともいわなくなってしまい、温度ヒューズがもどるまで一晩待ったが復活せず、しかたがないので分解してブレードに挟まったカードの切れ端などを取りのぞいて、何度かスイッチのON/OFFをしたら復活したことがあった。(とはいえ、復活した原因は不明のままだった)

ただ、今回はふつうの紙を細断していて止まってしまったので、温度ヒューズとか、詰まりの問題ではなさそうだ。

再び分解して、SWがONの時にモーターに電源が供給されているか確認したが、問題はなさそうだ。温度ヒューズも切れていない。また、電源が供給された状態でモーターは発熱していない。この状況から考えられることといったらモーター巻線の断線くらいしかない。もしモーター断線なら復活の可能性はほとんどないだろう。修理も無理だ。

しばし考慮の末、ふと、ドライバーの柄でモーターをコンコンと叩いてみた。

すると、なんと回り出した!

このシュレッダーに使われているモーターはユニバーサルモータというタイプで、ACモーターでありながらブラシを使っていて、給電方向によって回転の向きを変えられる。今回動かなくなった原因は、モーターの整流子とブラシの間の接触不良だったのだ。ブラシか整流子のいずれかが減ったか、ゴミが挟まったか、そのような原因で接触不良が起こり、そこでデッドロックしてしまっていたのだ。こういう場合、通常は少し回転を送ってやれば解消するが、シュレッダーは負荷が重く、軸を回そうとしてもビクともしない。叩くより他に方法がない。

再びデッドロックしないように、ブラシと整流子のところに接点復活剤を塗布して、再度回してみたら、ブラシの火花が接点復活剤に引火して、一瞬炎上した。この記事を読んでいる人は注意してください。

そういえば、出典は不明だが、NASAが出している宇宙飛行士用のマニュアルの中に、「通信機が故障した場合の対処方法」→「叩く」というのがあると聞いたことがある。これはとにかく、緊急時にはすぐにできることをすぐにやれ!ということらしいが、これまでの人生で「叩く」ことが唯一の解決法というケースは今回のシュレッダーがはじめてだ。

最後にクイズ。同じNASAのマニュアルに記載されている、「宇宙船に小さな穴が空いているのを発見した場合の対処方法」は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたえ:「ガムをつめろ」

 

| | コメント (0)

« 2019年5月 | トップページ | 2019年9月 »