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2012年10月

2012年10月28日 (日)

パリ最後の夜~LIDO~

モナコ~パリ旅行最後の夜は、パリのキャバレー、リドに行ってきました。
リドはムーランルージュ、クレイジーホースに並んでパリの3大キャバレーといわれています。
ダンス好き、ショー好きの私にとって、これが最大の楽しみでした。

 

LIDOのサイト

 

華やかです。ゴージャスです。
もう、これは文字で語ってもしょうがないですね。
日本にもむかし、似たコンセプトのレビューをおこなう劇場があったそうですね。日劇という名を聞いたことがある人もいるでしょう。
LIDOのレビューはトップレスダンサーが多いということでも有名なようですが、なんでわざわざトップレスにするのか?という感じもします。
気が散るんです。ああ、あのダンサーは多分左利きだな。とか、日焼け跡も気をつけなきゃいけないし。とか、優れたダンサーに巨乳なし!とか、余計なことばかり考えちゃうんですよ。
水着の方が安心してショーに集中できるのではないだろうか。私見ですけど。

 

大人の娯楽場といういことで、ドレスコードがあります。
いちおう、ジャケット着用、ジーンズ不可。
でも、入ってみると全くのカジュアルの人もいます。
「なんだあそこにいる人はジーンズにポロシャツじゃんか。あんなんでもよかったんだ。」
こういう会話をしているのが聞こえてきました。
ただ、私が思うのは、そういうところが日本人の子供な部分なのではないか。
周りがどうだから、というのが主な判断基準で、主体性がない。
わたしはどんな格好で行くのかをちょっと楽しんでいました。ワイシャツノータイにチェーンにジャケット。ポケットチーフ。これならむしろ下はジーンズの方が洒落てるかも、とか。
それに実際問題として、東洋人は残念ながら体格も顔つきも西洋人に比べて貧相なので、せめて服装がちゃんとしていないとみっともないのです。団体ならなおのこと。

今回の旅で感じたのは、日本人はまだ個々の考え方が大人になっていないのではないかということです。
上の服装の考え方もそうですが、たとえばパリの地下鉄の改札

 

三本のバーをギリギリ回して通過したあとに扉がついていて、モタモタしているとバーと扉のあいだに閉じ込められて進退窮まります。(実際にやりましたとも。)これはバーを飛び越えての無賃乗車防止策だと思うのですが、これなんかも、「もういい大人なんだから、そんなこと自分でなんとかしろよ」という感じです。空港のターミナル移動電車も凄まじい急加速、急減速をするので、しっかり捕まっていないと転びます。これも「そんなもんいちいち面倒見ていられないよ」ということでしょう。
日本だったら、どうやっても閉じ込められないような構造の自動改札を作るでしょうし、電車の加速減速でも乗客が転ばないようにかなり気を使っていますね。
これはたぶん、「お客さまにやさしい」ことを目指しているのではなく、また日本人がまじめで几帳面だから、というのでもなく、ただ単に、人が多すぎるのでちょっとしたトラブルでもおおきな混乱と損失につながるから極力トラブルが起こらないような設計をする、というようなことだと思うのですが、その結果、客の方の対処能力が弱っているように見えます。

最後にこれからフランス旅行に行く人へ。
必要十分なフランス語はつぎの5つ。

ボンジュール     こんにちは
ボンソワール     こんばんは/さようなら
メルシー(ボークゥ) (どうも)ありがとう
シルブプレ       おねがいします
ジュテーム         愛しています

気に入った女性に出会ったらジュテーム、
受け入れられたらメルシー、
あとは毎日あいさつとありがとうですべてOK!

 

本気にしないでね。

でも人生ってそんなものではないでしょうか。

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ところで今週末11/2(金)はカレーサルサパーティー@中野SUBHAです。
今回から床のコンディションを大幅に改善し、食べ放題のサイドメニューも一新!
選曲もベテランダンサーが楽しめるものを多く取り入れていきます。


20121101

 

 



Photo

 

ネパール・インドレストラン スバ
中野区 中野 2-28-1 プロスペア中野101
TEL 03-3229-4555

 

スバスタッフ一同
インストラクターRIO
DJ HIGO

 

みなさまのお越しをお待ちしております。

 

 

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2012年10月21日 (日)

ギメ美術館

パリ3日目は終日自由行動ということだったので、どこに行こうか迷ったのですが、この日は月曜日で、美術館などは休みのところが多かったのです。オルセー美術館はぜひとも行ってみたかったのですが、月曜日休館…
さいわい、以前から目をつけていたギメ美術館(Musee Guimet)はこの日もやっていたので開館と同時に入館です。
ギメ美術館はアジア美術専門の国立美術館で、ルーブルのアジア別館のような位置づけだそうです。

 

タクシーを降りると、大きな仏像の看板が見えます。
Guimet00

 

 

 

Guimet01

 

 

 

開館待ちをしていたのはわたしのほかには同じく旅行者らしい2人組で、あまり人気がないようです。

 

入るといきなり謎の像が。
Nazo

 

 


何なんでしょうこれは…

 

アジア各国の仏像をはじめとするかなりの数の像が展示されていますが、中でも印象的だったのはヤブユムです。

 

チベットのヤブユム①ー1
Yabuyum2

 

 

 

3面馬頭付き6臂4足ヤブユム立像ですね。
日本でもヤブユム坐像(対面座位)はたまに見ますが、ここまでてんこ盛りは珍しいです。

 

横から
Yabuyum1

 

 

 

やっぱり仏様も鼻が邪魔なんですね。かしげています。
ヤブユムは普賢菩薩ということなのですが、こんな普賢はじめてです。

 

チベットのヤブユム②
Yabuyum3_2

 

 

 

 

 

 

チベットのヤブユム③
Yabuyum4

 

 

 

もちろんヤブユムばかり見ていたわけではありません。

 

日本からは阿弥陀如来が。
Amida

 

 

 

浮世絵も
Ukiyoe

 

 

 

フランスの地で見る東洋美術や仏像は、西洋人から見るとどのように見えるのかという意味で、新鮮でした。俯瞰で見るというか、客観視するというか。異国の文化に魅せられるという感覚があらためてわかるような気がします。

 

中国の陶器
Chinese_touki

 

 

 

陶器のことはあまりよくわからないのでほとんどスルーなのですが、これは印象に残りました。というのはこれはイスラム陶器のラスターと色合いがよく似ているため、もしかしたらラスターの影響がでている中国陶器なのではないかと思ったからです。
ラスター彩陶は以前目黒の松岡美術館で見たことがあったのです。

 

夢中で見て回り、写真も400枚近く撮りました。
お腹がすいたので地下のレストランで食事です。
Menu

 

 

 

なんとかプレートというのがあって、なにかのセットらしいので、これを指さして、
「サ・シルブプレ」

 

Lunch

 

 

 

卵焼き的な料理です。
シンプルですが、フランスで食べた料理の中ではおいしいほうだったと思います。

 

注文と会計をフランス語で済ませ、トイレの場所もフランス語で尋ねたりしましたが、
実はここの女性店員は日本語がペラペラでした。
ちなみにトイレはどこですか?は
「ウソン・ド・トワレ?」
です。

この日は帰りに凱旋門近くのCD・オーディオ・書店の総合ストア(ヨドバシ的な店)に寄って、Orquesta AragonとShakira、それにSimply Salsaという10枚組のオムニバスを買ってきました。

夜は今回一番楽しみにしていたといっても過言でない、リドのショーです。

つづく

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2012年10月14日 (日)

10/12 ラバンデリア サルサ ダンスパーティー プレイリスト

久々のラバンデリアはもうすぐハロウィンということで仮装パーティー。
大盛り上がりでした!


※好評のプレイリストですが、10/1より一部が施行されている改正著作権法に関して、注意していただきたいことがあります。
・youtubeの映像を閲覧するだけであれば違法ではない
・youtubeの映像に名前をつけて保存すると違法となる可能性がある
くわしくは文化庁の著作権法改正情報をご参照ください。



10/12 SALSA DANCE PARTY @Lavanderia PLAY LIST

03 Aniversario - Grupo Gale
Grupo GaleのアルバムDELUXEを入手したので、この日はこのアルバムから多くかけました。
なにがDELAXEかというと、ほとんどの曲が超有名サルサアーティストとのコラボなのです。


06 Ariel - Alex Wilson
07 Ain't Nobody - Alex Wilson
ロンドン五輪以来わたしの中で定番化しつつあるAlex Wilson。ロンドンのラテンジャズピアニストです。


08 Lo Que Quiere Mi Gente - Ilegales
いままであまりかけなかったラテンディスコ系。メレンハウスですね。


10 Wolf Like Me - Williamsburg Salsa Orchestra
クセのない女性ボーカルが心地いいブルックリンのオルケスタ。


15 Soy Antillana - Celia Cruz
いわずもがな。サルサ界の女王。


17 Ramona - Papo Lucca
サルサピアノ界の帝王。


19 Caonabo - Eddie Montalvo
重厚なサウンド。抜群の安定感。


22 Yo Soy La Rumba - Orquesta Revolucion
Timba対決を組んでみました。


25 El Molestoso II - Eddie Palmieri
現代サルサの確立に絶大な影響をおよぼしたニューヨークのピアニスト。


26 Un Ladron - Distrito Zero

40 Mi Libertad(Jerry Rivera featuring Voltio)
41 20 Anos - Grupo Gale
Voltioとのコラボ。一度聴いたら忘れられません。
ヴィクトルも参加しています。

43 Sweet Memories - Miho Nakada
きょうもよい思い出になりますように。


ラバンデリアのパーティーは毎回大盛り上りです。今回来られなかったかたも次回はお見逃しなく!
来週10/19(金)は恒例のカレーサルサパーティー、SUBHA SALSA@中野スバです。ご期待下さい!!


いつもありがとう。またお会いできるのを楽しみにしています。
DJ HIGO拝

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2012年10月12日 (金)

ルーブル美術館~ベルサイユ宮殿

パリ2日目はルーブル美術館とベルサイユ宮殿です。


長い連接バス
S

 

 




ルーブル美術館はとにかく大きい。
この日はルーブル見学時間がたったの2時間しかなかったので、ほんの少ししか見ることができませんでした。

広大なルーブル
S_2

 

 



この日は日曜日ということもあってかなりの混雑だったが、広大なせいか、展示方法のせいか、わりと快適に見て回ることができた。
日本の美術館はなんで混んでいるとあんなに見にくいのだろうか。やっぱり狭いからか?


ビーナス
S_3

 

 



ニケ
S_4

 

 



そういえば、スニーカーのNIKEはニケなんですよね。英語読み。NIKEのマークは天使の羽根。


天使の情事
S_5

天使やりよるな。


モナリザ
S_6

 

 




ルーブルは写真撮影OKです。
世界的に見るとむしろ写真撮影が禁止されているところのほうが少ないとか。
ただ、綺麗に撮影した映像がネット上にいくらでもあるので、有名な作品ほど自分で撮る意味はあまりないですね。
写真を撮るとそれで安心してしまって、さっさと作品から離れる人が多いですが、あくまでも目的は自分の目で実物を見ることですから、そのことを忘れないために撮影禁止というのも逆にいいのかもしれません。

そういえば最近、イギリスで見つかった若いモナリザがダビンチによる真作だとの鑑定結果が出ましたね。

若くてかわいいモナリザ

ルーブルは19世紀前半までの作品が所蔵されていて、これは印象派絵画が出現する前までということになります。僕は印象派絵画が好きなので、どちらかというとオルセー美術館の方が楽しめるのかなと思いました。


お次はベルサイユ宮殿。ベルサイユのばらでもおなじみですね。
宮殿はもちろん巨大で豪華なのですが、庭の広さがハンパないです。

宮殿を背に庭を望む
S_7

 

 



はるか向こうの方に池が見えますが、池の向こうは地平線でどこまで庭が続いてるのか…

やっと池にたどり着いた
S_8

 

 



池から宮殿をふりかえる
S_9

 

 




あとからこの庭の広さをグーグルの地図で確認したら、宮殿から池の向こうの庭の終わりまで直線で実に3.5~4キロくらいあります。
新宿から中野くらいの距離ですね。


宮殿の中も広大
S_10

 

 




マリーアントワネットの愛用したヘリコプター
S_11

 

 



って、そんなわけがないだろう!!!
マリーアントワネットが1755年~1793年で、ヘリコプターができたのが1937年頃なので、150年ほど待たないとヘリはありません。
なぜヘリコプターが宮殿の中に展示されているのかは謎です。



さて、この日の夜もサルサクラブを求めて夜のパリの街に繰り出しました。
この日は目的の店が離れているのでタクシーで移動です。

まず1軒目はO’Sullivan’s。
雰囲気もよくダンスフロアもあるDJバーなのだが、かかっている曲が4つ打系。
ここもサルサはやめてしまったのか曜日が違うのか。
0時近くなってごった返してきたので次の店へ。

2軒目はBarrio Latino。
この店は入口でこわもてのガードに服装チェックされます。
中は適度に暗くてそこそこ広くてダンスフロアもあり、やっと求めていた店にたどり着いた!という感じです。
ただ選曲がラテンディスコ系、つまりメレンハウスとかレゲトン系統の曲が多くて、1時間ちょっといてサルサは2曲しかかかりませんでした。サルサを踊っている人もまばらで、踊れそうな少しの女性はみんな知り合いと踊っているようなので、残念ながら踊ることはできませんでした。

この日はホテル~O’Sullivan’s~Barrio Latino~ホテルの移動で合計3台のタクシーに乗ったわけですが、どのタクシーもドライバーが好きな音楽をけっこうな音量で流しながら運転しています。流行したポップス、レゲエ系、ボサノバ系。それぞれの運転手の好みの音楽が聞けて楽しいです。フランス語が話せたら好きな音楽の話を聞けそうですね。


さて、現実世界に戻って…
本日10/12は新宿ラバンデリアでパーティーです。
ハロウィン近しということで、仮装大歓迎!
詳細はこちら

来週10/19金はSUBHA SALSA @ 中野スバです。

渾身の選曲でみなさんのご参加をお待ちしております。


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