パリに来た
そういうわけで、ニースの石浜でしばし昼寝したあとはバスでコートダジュール空港、そこからオルリー空港へと飛びました。
オルリーからバスでパリへ向かいます。
パリ市内に入り、バスに揺られてウトウトしていたらすぐ目の前にエッフェル塔。
まだ真っ昼間のように見えますが、夜の7時半ぐらいです。
レストランで食事をして、ホテルに向かいます。夜のエッフェル塔が遠ざかる。
さて、この日はモナコ~ニース観光~空路パリでやっとホテル入りしたのが21時過ぎでした。
ほかの人たちはおとなしく部屋に引き上げたようでしたが、私はパリのクラブ事情を探りたかったので出動です。
一応ホテルの美人コンシェルジュに、サルサの店を教えてもらいました。
タクシーの運転手にこのメモを見せて、
「イシ シルブプレ」(ここまでお願いします)
と言えばOK。
Le Salseroに到着してみると、ラテン音楽が流れる普通のバーで、踊れる店ではありませんでした。まあ、観光客相手のホテルの案内ではそんなものでしょう。
あらかじめネットで調べて地図を用意しておいた店へ向かうことにしました。
まず1軒目はWAGG。
この店は入口にいかついガードがいる、いかにもそれらしいお店。
「ボンソワール」(こんばんは)
といってズンズン入っていきます。堂々としていれば大抵のことはOKです。
店は地下にあって、受付で入場料を払ったあと、クローク(カリベのような感じ)に荷物を預けてフロアに。
フロアはわりと広くて、暗めでとても良い雰囲気でしたが、音楽が4つ打のロック系ばかりで、フロアも閑散としているし、いつまで待ってもラテン音楽はかかりません。どうやらサルサ営業はやめてしまったか、曜日によって違うのか、とにかくこの日はハズレでした。
あきらめてクロークで荷物を受け取って出ようと、引換券を出すと、名前を教えろといいます。
そういえば預ける時に何か言っていたけど、名前を教えろと言ってたのかもしれません。
名前を教えていないので、名前を言っても無駄だろうと思い、財布になにか写真入りの証明書でもないかと探してもクレジットカードしかありません。クレジットカードのサインを指差して「マイネーム」といってみたら、パスポートはないのか?という。パスポートなら預けてあるカバンの中。カバンのなかからパスポートを出してみせると、ようやくカバンを返してくれました。
何だったんだかよくわかりません。
次に向かったのはCafe Louise。
ここは先ほどのLa Salseroと同じように、踊れる店ではないようなのでパス。
つぎは、オルセー美術館の近くのAguaという店。
真夜中のパリを歩く。
オルセーを通り過ぎるとセーヌ川沿いは灰色の石の壁ばかりで、店のようなものはありません。
店を探してしばらく歩いてみましたがそれらしいものはありませんでした。
さすがに疲れもあって、この日はそろそろ引き上げようと、ホテル方面へ続くコンコルド橋を渡ります。夜中の0時過ぎです。
コンコルド広場を通り抜けてマドレーヌ通りの入口の角のところに良さそうなパブがあったので、ここでコーラを飲んで、ペットボトルの水を買ってホテルに帰りました。
ホテルから最初のLe Salsaeroまではタクシーで、あとは歩きです。
ずいぶん歩いたなあ…と思い、あとから地図で測ってみると5キロほど歩いたようです。
これだけ歩くと土地鑑のようなものが芽生え、街に親しみがわいてきます。
つづく
さて、こんどの金曜日10/5はカレーサルサPARTYです。
どうぞよろしくね。
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