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2012年7月

2012年7月29日 (日)

【DJ講座上級編1】 PCDJ入門

中級編まで、CD(CD-R)を使用したDJにおいて主に音質を守るためのノウハウについて述べてきました。
私としては技術的なことよりもむしろ、音質を守ることの大切さを知ってほしいと考えています。

可能な限り最善の音質で音楽を再生することが、楽曲を提供してくれるミュージシャンとパーティーに来てくれるお客さんへ、DJとしての感謝を表現するひとつの手段です。

近年、急激に発達してきたパソコンを使用したDJ、いわゆるPCDJにおいても同じく可能な限り最良の音質でプレイすることが求められます。ですので、ここでも使用する音楽データーはCDから非圧縮で抽出したWAVデータを使用することを前提とし、ダウンロード音源を含む圧縮音源は一切使用しません。

PCDJは、安定した環境を整えることさえできれば、プレイそのものは非常に楽ちんです。
なにしろプレイリストを作っておけば自動的に再生してくれるし、音量の自動調整も不完全ながら利用できます。クロスフェード(フェードアウト/フェードイン)のタイミング設定もできますから、曲つなぎも自動化できます。

私のこれまでの経験では、PCDJを導入する場合の最大の問題点は「音飛び」です。
そして次に問題となるのは音量レベル不足だと思います。
これらは技術的に理詰めでアプローチしていけば、ほとんどは解決できると考えていますが、未だに未解決の部分もあり、とくに音飛びに関してはかなり根の深い問題だと思います。

現時点で私が使用しているPCDJの環境は次の通りです。

パソコン:ネットブック MSI U100PLUS(メモリー:2GB、HDD:500GBに増強)
OS:WindowsXP HOME Edition
DJソフト:MixVibes HOME
サウンドユニット:USB Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD

この環境でも、最初のうちは謎の音飛びが発生し、悩まされました。
現在では音飛びは99%解消していますが、その要点は次のとおりです。

・自動デフラグをOFF
・ネットワークを無効化(有線、無線ともに)
・ACPIを無効化
・使用しないハードウェアを無効化
・スタートアップやバックグラウンドの不要なソフトを無効化

最近ではWindowsXP搭載のPCは入手が困難になりつつありますが、私のこれまでの研究では、ネットブック+Windows7(Starter)では、音飛びの問題が未だに解決できていません。
ですので、これからDJ用のPCの購入を考えている方は、WindowsXPモデルを探すか、WindowsXPを別に入手してインストールすることをおすすめします。
その際注意すべきことは、Windows7インストールモデルのノートPCやネットブックでは、WindowsXPをインストールしたとしても、WindowsXP用のデバイスドライバが入手できない場合があるということです。購入する前に調べておくことを強くおすすめします。

次回からはDJ用PCの具体的なセットアップ方法について説明していく予定です。

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2012年7月21日 (土)

【DJ講座中級編2】 圧縮CD-Rの見極め方

たとえ好意でいただいたディスクでも、それが圧縮されたものだったらクラブやパーティーではかけることはできません。使用する音楽の音質は、DJの責任において守らなければならないことのひとつだと思っているからです。

前回のリッピング編で書いたとおり、編集してCDを焼く場合、多くの人が残念なことに圧縮した状態でCD-Rを焼いてしまっています。
音を聴いてみて、「これはどうも音が冴えないな。圧縮くさいな。」と思ったとしても、根拠がなければ確信がもてません。
それに、非圧縮なのにもともとの音が悪い場合などもあって、耳だけを頼りに完全に圧縮音源を見極めることは困難です。
たとえば古いFANIAのアルバムなどは本当に音が悪く、もともと悪いのか圧縮で悪くなったのか、それとも両方なのかほとんどわからないのです。

でも、あるソフトを使えば全面解決します。

「 う う ぇ い ぶ  す ぺ く と ら 〜」 (ドラえもんの声で)

WaveSpectra
(このページの下の方で最新版の         WS150.ZIPがダウンロードできます。)

これはWAVEファイルを高速フーリエ変換(FFT)して、周波数成分を表示するソフトです。
簡単に言うと、音をグラフィック表示するものです。
素晴らしいソフトを提供してくださるefu氏に感謝します。

適当なところにファイルを展開して、WS.EXEを実行します。
WaveSpectraが起動したら、調べたいWAVファイルをドラッグ&ドロップして再生ボタンを押すと、音楽が再生され、音がグラフィック表示されます。
調べたいCD-Rから非圧縮でリッピング(前回説明)したWAVファイルを使います。
(ここでのリッピングで圧縮してしまうと、何を調べているのかわからなくなってしまいますから、注意しておこなってください。)

いくつかの例を見ていきましょう。

まずは、生CDからリッピングした非圧縮のWAVファイル。
Wav




下段のFFT表示を見てください。0~22KHzまできれいに音が出ています。








これはどうでしょう?

B1



20KHzから上がざっくり切り取られていますね。圧縮されています。










これはどうでしょう?
B2





先ほどのものよりさらに明らかですね。16KHzより上がざっくりやられています。










念のためもうひとつ。
B3





もう説明するまでもありませんね。見るも無残です。









(注)見やすくするために横軸をリニア表示にしています。WaveSpectraの設定ボタン(スパナマーク)から「Spectrum」の「横軸」を「リニア」にします。

このように、FFTソフトWaveSpectraを使うことで圧縮音源を完全に見極めることが可能になります。

圧縮音源を使うかどうかは完全に個人の自由ですから、個人的に使っている人にとやかく言うつもりは全くありません。
でも、私個人として、パーティーに来てくれたお客さんに提供することはできません。
圧縮音源に耳が慣れてくるということは、感性が鈍化する可能性があるということです。

人は感性や審美眼を高めるほど幸せが増えるのではないでしょうか。
たとえば雨上がりに出た虹を見て、

「ああ!虹が見られてラッキー!!」

「虹?だからなに?」

どちらが幸せそうでしょうか。
感性が鈍くなると幸福感が減っていき、うつになったりします。

圧縮音源を使って人の感性を鈍らせるということは、長い目で見ると人の幸せを奪っているということにもなりかねません。
また感性が鈍ればダンスもヘタになります。
そしてなにより、お客さんがだんだん減っていきますから、商売としても得策ではありません。SALSAという文化も衰退します。

パーティーに来てくれたすべての人が幸せに過ごせるよう願いをこめて、私は圧縮音源を使いません。

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2012年7月20日 (金)

【DJ講座中級編1】 リッピングとCD-R焼き

CDの生ディスク(正規盤)を使ってPLAYしようとすると、どうしても持って行くディスクが増えて効率が悪いので、使う曲だけ集めてCD-Rに焼いて使いたいというのは自然な考え方です。
ここでは、正規に購入したCDから曲を抽出し、私的使用のためにバックアップを取ることは合法であるという前提でお話を進めます。

CDから音楽データを抽出し、パソコンに保存することをリッピングといいます。
必要な曲だけを集めてCD-Rに焼くための手順は、

① CDから音楽データをリッピング
② リッピングした曲から必要な曲だけ選んでCD-Rに焼く

これだけです。
当たり前のことなのですが、こうして編集したCD-Rが音質的にもとのディスクより劣るようなことは避けなければなりません。
ところが①リッピングの工程において、大部分のソフトの初期設定では圧縮するようになっています。
音声信号の圧縮は現在のところそのほとんどが非可逆圧縮といって、2度ともとの音質には戻せないタイプの圧縮ですので、ここで失われたデータは2度と取り戻せません。

まずは予備知識として、音楽CDに入っている音楽データの品質を確認しておきましょう。
音楽CDのデータフォーマットは

44.1KHzサンプリング、16ビット、ステレオ

という形式です。
これはどいうことかというと、電気の波に変換された音楽信号を、
1秒あたり44100個にスライスし、音の大きさを16ビット(2の16乗=65536段階)
に分解して、これを左右チャンネルそれぞれのデータとして扱うということです。
1秒当たりのデータ数(ビット数)を計算すると、

44100x16x2(左右)=1411200=1411.2Kbps

つまり1秒当たり1411200ビットのデータで保存しているという意味です。
これをビットレートといいます。これが多いほど高音質ということになります。

さて、代表的なソフトのリッピング初期設定を見てみましょう。

まずはWindowsに標準的にインストールされているWindows Media Playerはどうでしょうか。
ファイル形式はWMA、ビットレートは128Kbpsです。
もとのCDのビットレートは1411.2Kbpsでしたから、なんと1/10以下です。
つまりもとの音楽データの90%以上が消えてなくなってしまうということですね。

もうひとつ、iTunesではどうでしょうか。
初期設定でファイル形式はAAC、ビットレートは同じく128Kbpsです。

リッピングしてCD-Rにコピーすると音が悪くなるような気がすると思っていたあなたは正しい。
なにしろ1/10以下ですから、これではワインを10倍に薄めて飲んでいるようなものです。
こういうものはお客様には出せませんね。
ネットでダウンロード販売しているmp3などの音源も、128Kbpsよりは若干高密度である
場合もありますが、本質的には同じくパーティーでは使えないと判断しています。

さて、いよいよ本題の、一切の圧縮(音の劣化)なしにリッピングする方法です。

まずはWindows Media Playerから。
動作環境はWindowsXP、Windows Media Player11です。
「取り込み」の「オプション」の「形式」で「WAV(無損失)」を選べばOKです。
リッピングしたファイルは、
「取り込み」の「その他のオプション」の「音楽の取り込み」の中の「取り込んだ音楽を保存する場所」
で設定された場所に保存されます。変更もできます。

つぎにiTunes。
「編集」の「設定」を選ぶと設定ウィンドウが出ます。
この中の「一般」の中ほどに「CDをセットしたときの動作」があります。
ここは「CDのインポートを確認」に設定しておき、その右の「インポート設定」ボタンを
押します。すると、読み込み設定ウィンドウが出ます。
インポート方法を「WAVエンコーダ」
設定を「カスタム」とするとWAVエンコーダウィンドウが出ます。ここで
サンプルレートを44.100KHz
サンプルサイズを16ビット
チャンネルをステレオ
に設定し、OKボタンを押します。
iTunesの場合は、CDを挿入すると曲目リスト画面が表示され、右下に「インポート設定」、「CDをインポート」の2つのボタンが出ます。念の為にその都度「インポート設定」を確認するのがいいと思います。というのは、iTunesは自動アップデートを行ったあとにリッピング設定が初期設定に戻るということが度々あったからです。
リッピングしたファイルの格納場所は、「編集」「設定」の設定ウィンドウで「詳細」を選ぶと、「[iTunes Media]フォルダーの場所」に設定されています。

リッピングができたら、そのファイルがWAV形式かどうか確認しましょう。
リッピングしたファイル名が*******.wavというファイル名ならOKです。
.wavの部分が無く、ファイル名のみの場合は、
フォルダーのウィンドウの「ツール」の「フォルダオプション」の「表示」の「詳細設定」で、
「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。
OKを押して、あらためて先ほどのファイルを確認します。
拡張子を表示したくない人は、ファイルを右クリックしてプロパティで「ファイルの種類」が「Waveサウンド」になっていることを確認してもOKです。

ここに書いたWindows Media PlayerやiTunes以外のソフトでリッピングを行う場合でも要点は同じで、取り込みのオプションでWAVを選択し、必要な場合は44.1KHz、16ビット、ステレオの設定を行えばOKです。

さて、非圧縮でリッピングができたら好きな曲を集めてCD-Rに焼きましょう。
CD-Rの再生では、プレーヤによっては音飛びを起こしたり、ひどい場合だと再生ができないなどということもあります。
できるだけそのような不都合が起こらないようにCD-Rを焼くコツがあります。

まず、使用するディスクですが、That's(太陽誘電)ブランドのものがベストです。
これは、太陽誘電がCD-Rの開発元であり、ドライブ(CD-R書き込み装置)開発各社は太陽誘電製のディスクを基準にドライブを開発しているからです。太陽誘電の次におすすめなのはTDKです。
パソコンでCD-Rを焼く場合はデータ用のディスクでかまいません。

次に書き込み速度ですが、書き込みソフトに表示される最高速度の半分か、それより少し遅い速度を選ぶのがベストです。
CD-Rの書き込みというのは、レーザー光線でディスクにデータを書き込んでいくわけですが、これは焼いたコテでプラスチックの表面を溶かして溝を掘っていくということに似ています。
コテを動かす速度が遅すぎるとプラスチックが溶けすぎて溝がべとべとヘゲヘゲになってしまい、コテを動かす速度が速すぎると、溝が浅くなってしまいます。
そういうことなので、真ん中あたりの速度を選ぶのが良いようです。
最高速度が48倍速なら24倍か16倍を、最高速度が32倍速なら16倍か12倍あたりを選ぶのがいいと思います。

編集したCD-Rを使ってDJをすることのメリットはなんといっても少ないディスクに必要な曲を詰め込んで持っていけるということですが、CD-Rの白や銀のレーベルばかりでディスクケースは殺風景になります。
ディスクケースの一部にはお気に入りの生CDを入れて、飾っておくといいかもしれませんね。
ディスクケースの見た目は大事です。

さて次回は、CD-Rに焼かれた音楽が圧縮かどうか見極める方法について書く予定です。
お楽しみに!

【参考文献】
ニールヤングの不満

ギタリストの恐怖

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2012年7月19日 (木)

【DJ講座初級編2】 CDJからはじめよう

DJの歴史は、今をさかのぼること135年前の1877年、かのトーマス・エジソンが自身で歌った「メリーさんの羊」のシリンダー(蝋管)をスピンしたところから始まりました。(ほんとかよ?)
その後録音媒体は円板に変化し、SP盤を経てLP盤が登場し、1970年代から80年代にかけてレコード全盛の時代を迎え、ダンスホールなどではもっぱらレコードがかけられていました。
このころはまだ、一台のレコードプレーヤーで単にレコードを再生している状態でした。

レコードプレーヤーを2台使い曲を切れ目なく再生したり、イコライジングなどの音質の操作、さらにミックスなどのテクニックを駆使する、いわゆるクラブDJが登場したのは80年代末から90年代初頭といわれています。
このころにはすでにCDが登場していたものの、やはり音溝を直接トレースするアナログディスクに比べると、CDの使い勝手はアナログディスクを使い慣れたDJたちを満足させられるものではありませんでした。
しかし90年代後半から現在まで、CD用のDJ機器いわゆるCDJの進化は目覚ましく、スクラッチプレイはもとより、一発頭出し、CUE機能、オートシンクロ、ピッチコントロールなどアナログプレイヤーでは考えられなかったような機能が次々と搭載され、機能面では完全にアナログを凌駕するに至っています。

DJに興味があり、これから始めてみたいという人には、まずはCDでのプレイをおすすめします。
CD用の器材ならほとんどのお店にありますから、自分で用意するものはCDだけで済み、気軽に始められます。
ただし、入門者、初心者の方には特に、守っていただきたいことがあります。

★正規版のCDを使うこと。(CD-Rに焼いたものは使わない。)

これはなぜかというと、CD-Rに焼いたものは、本人にそのつもりがなくても音楽データが圧縮されて焼かれてしまう場合がかなり多くあるからです。
これは別の機会に解説しますが、mp3をはじめとする圧縮音源は、音質の面でパーティーなどの公の場では使うものではないと考えているからです。
当然、ダウンロードした音楽も使用しません。
もちろん非圧縮の音楽CDデータをCD-Rにバックアップして使用することには問題はありませんが、それは非圧縮でCDをリッピングし、極力音飛びしにくい状態のCD-Rを焼く技術を身につけてからにしてください。

それでは実際のプレイにのぞむときに、どれくらいの曲数を持っていけばいいのかを考えましょう。
私の経験からすると、すくなくともその日にかける曲数の10倍は持って行きたいですね。
たとえば1時間の出番があるとしたら、12~13曲かけるとしてその10倍で120~130曲。
単純に考えると、CDを10枚持って行けばなんとかなるということになります。
でもちょっと待ってください。
1枚のCDの中に使える曲が何曲入っているかを考えなければいけません。
これも私の経験から考えると、多く見積もってもCD1枚につき、かけたいと思う曲は2曲程度です。
そうすると、使える曲を120曲用意するには、CDが最低でも60枚必要だということになります。
ただし、これはあくまでも現場で選曲をする場合の目安で、持ち時間で何をかけるかあらかじめ決めていく場合は60枚も必要はありません。
かける予定の曲と、他のDJと曲が重複した場合の予備と、あとはもしかしたら必要かもしれないと思うディスクと、バースデイ用くらいです。

ところで、その日にかける10倍の曲数ということに関しては、ちょっと面白い話があります。
ジャズクラブミュージシャンの知り合いに、クラブミュージシャンとして活動していくためにレパートリーが最低何曲必要かという話を聞いたことがあります。
ひと晩の出番が、30分から40分のステージを2ステージとして、1ステージ5曲とすると2ステージで10曲です。レパートリーがこの10倍、つまり100曲あればとりあえず仕事が始められるという話を聞いたことがあります。
つまりひと晩に演奏する曲数の10倍のレパートリーを用意しておけば、当面はなんとかやっていけるということですね。先ほどのDJの曲数のお話と一致しています。

それにしても、1枚で2曲しか使わないCDをたくさん持って行くというのも効率が悪いですね。

次回はリッピングとCD-R焼きのテクニックについてお話する予定です。

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2012年7月18日 (水)

【DJ講座初級編1】 DJとは

DJとはなんでしょうか?

①数ある楽曲の中からよいものを仕入れて、
②最適な選曲をし、
③最適な順番で、
④最善の音質で

音楽を提供すること。

これがDJの役割です。 おそらく今これを読んでくれているあなたも、大切な友だちや意中の相手にお気に入りの選曲集をプレゼントした経験があるのではないでしょうか。
こんなにすばらしい曲をぜひ聴いてもらいたい。できるだけ良い音で聴いてほしい。
DJは会場のみなさんに向けてこれと同じ気持ちで選曲し、流しています。
ただ、相手は特定の個人ではなくてパーティーに参加している全員ですから、うっかりすると目的や基準を見失ったり、
自己満足に走ったりということになりかねません。
そうならないためには常にフロアの状態をチェックし、できるだけ多くの参加者が楽しめるように気を配らなければなりません。
でも、パーティー参加者全員が大満足するような選曲をするのは至難の業です。
好みも考え方も十人十色ですからね。
そんな中で選曲をしていくという作業は 政治に少し似ているかもしれません。
(美女や、高額のチップをはずんでくれる紳士のリクエストはホイホイ受けるところなんかも 政治家に似ています。)

さて、ダンスパーティーの成否は音楽に負うところが非常に大きい。いや、音楽がすべてといっても過言ではないでしょう。
つまり最初に書いた①~④のすべてが欠かすことのできない重要な要素です。
これから少しずつDJ論を書いていきたいと思いますが、大きく分けると選曲論と技術論の2つということになります。
選曲論については、専門分野であるサルサに絞ったお話を展開していきたいと考えています。
技術論については、CDJとPCDJ、圧縮音源の排除、CD-Rの焼きのテクニック、PCDJのノウハウなど、とにかく良い音楽を最善の状態で再生するためのテクニックを公開する予定です。

すべてはパーティー参加者のために。
これだけはいつも忘れないでいてくださいね。

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2012年7月16日 (月)

スカーレットシュリンプ

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スカーレットシュリンプ別名ホロホロ。
熱帯の汽水エビだ。
購入するのは今回で3回目。
1回目は3年ほど飼育したが、最後の一尾が真冬に凍死してしまった。
2回目は去年の夏、買って一週間ほどで、室温が上がりすぎて全滅。
そして今回は3回目の購入である。

ビンの中は枯れ枝とフェイクマリモだけで殺風景なので、鉢植え用の軽石を入れてみた。軽石はただ入れると浮いてしまうので、

①よく洗う
②鍋に水を入れて煮沸する
③十分煮えたら急激に水を入れて急冷する

こうすると殺菌と同時に、軽石内の蒸気が水に変わる時に外の水を吸い込み、水に沈むようになるのだ。

今回は長く生きてくれるといいのだが…

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