選曲と夢見と眠れない夜のために
パーティーの最後にかける曲、ラストソングはすごく重要だ。なぜなら夢見に影響するし、
夢見は長期的に見るとその後の生活にも影響しかねないからだ。
寝る前に機嫌を良くする
とは昔からいわれていることで、パーティーが終わるのはたいてい深夜、眠りにつく時間に近いわけだから、
ラストソングの選曲はとても重要だ。
だからラストはテンポがミディアム以下で、曲調がほんわか暖かいようなそんな曲を選ぶ。
たとえばこんな曲だ。
最後までガンガンに踊りたい人にとってはあるいは物足りないかもしれないが、クールダウンも兼ねていることと、
少し物足りないくらいのほうが、気持ちが次回へつながるのではないだろうか。
寝る前に機嫌をよくする
というのは、単にぐっすり眠るためというだけでなく、じつは寝る前の時間というのはものすごく重要で、
しかもおいしい時間でもある。
眠りの主な作用に、記憶の整理定着と、問題解決やひらめきということがあるそうで、
これらの作用は寝入る時間に近い思考ほど効果が大きいそうだ。
つまり、寝る直前に勉強したことや問題を整理したことは、寝ている間に定着したり解決したりしやすいということなのだ。
振り付けの復習なんかもおそらく寝る直前にやると覚えが早いと考えられる。
勉強も振り付けも問題もない人は、たのしい気持ちで眠れば、たのしい気持ちが定着するのだ。
さて、眠りについてもう少し考えてみたい。
そもそも眠りとは何なのか、いまだにすべては解明されていないそうだが、少なくとも上に書いた、
記憶の整理、定着、問題解決ということはおこなっているらしく、
これは脳波を観測することでわかるのだそうだ。
そして最新の研究成果として、
眠っていなくても、情報(光や音)を遮断して目を閉じてじっとしていれば、眠っているときと同じ脳波が観測されるという。
ということは、眠れないからといってあせったり悩んだりする必要はなく、単に暗く静かな部屋で目を閉じてじっとしていれば、
眠ったのと同じかあるいは近い効果が得られるのではないか、ということなのだ。
それが本当だとすれば、不眠で悩む人にとってはたいへんな朗報だ。
よく、眠れない場合は無理に寝ようとしないで、眠くなるまで本をよむなりテレビを見るなりすると良いというが、これはうそだということになる。
目を閉じてじっとしているだけでいいんだ、と考えれば気持ちも楽になって、実際に眠れるということもありそうだ。
寝る前にこの文章を読んでくれたあなたへ。
今週末の土曜日、3/24はカレーサルサパーティーです。どうぞよろしく。(定着)
参考文献
ほぼ日刊イトイ新聞
ねむりと記憶。
※眠らなくてもいい説は第6回、寝る前が大事だというお話は第12回にでてきます。でもおもしろいので全部読むことをおすすめします。
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