デジタルアンプ購入
3月24(土)にカレーサルサパーティーをやるにあたり、心配事があった。音響である。
お店でふだんBGM用に使っているシステムではダンスパーティーは無理だとわかったので、
アンプもスピーカーも含め、DJに必要な機材はすべて持ち込むしかない。
スピーカーは以前のブログで紹介したAURATONEを使用する予定で、
アンプは20年ばかり前に組み立てた旧金田式のB級30W+30Wを使う予定でいたのだが、
自宅用を前提としてわりとテキトーに作ってしまったので、
ダンスパーティーで大出力で連続的に使用するとなると放熱関係がチト不安なのだ。
それにAURATONEが耐入力60Wであることを考えても、アンプが30Wでは非力な感じである。
そういうわけでデジタルパワーアンプの購入に踏み切ったのだ。
じゃーん。
え?どれがアンプかって?PCの左のこれですよ。
見てのとおりこんなに小さくて重さも3キロしかないのだが、聞いて驚け
最大出力1000W
の超ど級アンプである。
ひと昔まえに1000Wのアンプといったら重量が30~50キロくらいはあって、持ち運びはムリであった。
それがいまやこのサイズである。すごいことだ。
デジタルアンプの特徴は小型・軽量・大出力に加えて小音量時の音質が良いということがある。
小音量時の音質が良いとはどういうことかというと、たとえば超ど級の重力級アナログアンプは
最大出力を確保するために多くはB級アンプという設計になっており、
この形式では特に小音量時に、クロスオーバーひずみが相対的に大きくなるため悲惨な音質になる場合が多い。
デジタルアンプではこのクロスオーバーひずみは原理的に発生しないので、小音量時もひずみのないクリアな音質なのだ。
もちろん本領発揮は大出力で、数百ワットという突拍子もないような出力時もたいして発熱しないという、
クールなDJ HIGOのようなアンプだ。
もちろん欠点もあって、それはノイズ放射が多いこと。
ただしノイズといってもそれは可聴範囲よりはるかに高い高周波領域のため聴覚上はまったく問題はない。
では、実際に音質的に問題はないのか。
やはり丁寧に作りこんだアナログアンプより劣るのではないか。所詮デジタルだし...
いやそれは先入観というもので、デジタルだから悪いということはない。
興味のある方はこちらを参照されるとおもしろい。アンプのブラインドテストの結果、
アナログorデジタル、値段の高い安い、ということと音質の評価には相関がなかったということだ。
これはワインの値段と味の関係に似ているかもしれない。
そんなわけで3月24日(土)のパーティー、どうぞご期待ください。
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